noteを運営するピースオブケイクは、個人のみならず、企業やチームで情報発信をするクリエイターが増えてきたことをうけ、「デザイナーの発信」をテーマに『note designer meetup』を開催した。本記事では、メルカリ、dely、noteのCXOによる鼎談の様子をお届けする。 情報発信を“続ける”ために ――いくつかのお題に沿って進めていければと思います。まずは「なぜ情報発信が必要か?」について、考えをお聞かせください。 井上(メルカリ) もともと僕らのデザイン組織も、ほとんど情報発信をしていなかったんですね。ですがここ1~2年くらいで状況が大きく変わってきたし、中で何をしているかがわからないので「メルカリってデザイナーいるの?」と思われたり、正直採用の観点からもよくない。そのため発信を始めたのは、もともと採用のためでした。 あとは発信していくことが、外向けと言いながらもすごく中にも