タグ

ブックマーク / loderun.blog.ss-blog.jp (10)

  • ニコニコ動画「ゲームグラフィックTV」について: Runner's High!

    ○フリーダムキングダム作品集 ‐ ニコニコ動画(原宿) ○日々是遊戯:完全個人製作のゲーム教養番組「ゲームグラフィックTV」がスゴい (ITmedia Gamez) 09年10月よりニコニコ動画上で公開されているビデオゲーム紹介番組。 僕は普段ニコ動を見ないため、つい先週に友人から勧められてようやく存在を知りました。 今更な話題かもしれませんが、主に8-bit/16-bit機の動画を視聴した上での感想を述べさせてもらいます。 まず140回以上に渡ってゲーム番組を製作されている情熱に対し、素直に拍手を贈らせていただきます。 家庭用ゲーム機に関してはファミコン、セガSG、メガドライブ、PCエンジン、スーパーファミコンは言うに及ばず、オデッセイ、チャンネルF、アタリVCS、インテリビジョン、コレコビジョンといった海外ハードを特集。Commodore64、ATARI800、ZX Spectrumな

    ニコニコ動画「ゲームグラフィックTV」について: Runner's High!
  • 宮本茂氏の「SFCのコントローラーは『ストリートファイターII』への対応」発言について: Runner's High!

    (前回の記事) ○宮茂氏のタイムパラドックス? 10月24日に行われたDIGITAL CONTENT EXPO 2009での講演において、任天堂の宮茂氏が「スーパーファミコンのLRボタンは、『ストリートファイターII』への対応を考えてのこと」と発言した件についてですが、ここ数日にかけてファミ通以外のメディアでもレポートが挙がってきています。 その結果、色々と面白いことがわかりました。 まずGame Watchの記事から。 スーパーファミコンの時には「スーパーストリートファイター」がヒットしていたことから6つのボタンが必要となった。「あまりボタンが多いのは……」と宮氏は思ったというが、すでに任天堂社内でLボタンとRボタンの開発は進んでいたと言い、4つのボタンを付けることで6つになると判断し、「そのうち慣れる」と押し切ったという。 ○最先端技術を体感できる「DIGITAL CONTENT

    宮本茂氏の「SFCのコントローラーは『ストリートファイターII』への対応」発言について: Runner's High!
  • アタリショックを考察した京大の論文―――『経済論叢 現代ビデオ・ゲーム産業の形成過程』: Runner's High!

    ○米国におけるビデオ・ゲーム産業の形成と急激な崩壊 現代ビデオ・ゲーム産業の形成過程(1) ○「ファミコン」登場前の日ビデオゲーム産業 現代ビデオ・ゲーム産業の形成過程(2) ○「ファミコン」開発とビデオ・ゲーム産業形成過程の考察 現代ビデオ・ゲーム産業の形成過程(3) (*注 すべてPDFファイル) "「アタリショック」を題材としたものとしてはおそらく国内で唯一"として、以前にClassic 8-bit/16-bit Topicsさんが紹介されていたことで存在を知った学術論文です。 いつか全文を読んでみたいと思っていたところ、ネット上に公開されていることをTAPE-LOADのM_tさんに教えていただきました。(いつもありがとうございます) この『経済論叢』は京都大学経済学会が刊行しているジャーナルであり、平成10年(1998年)から11年(1999年)の3号に渡って論文が掲載されてい

    アタリショックを考察した京大の論文―――『経済論叢 現代ビデオ・ゲーム産業の形成過程』: Runner's High!
  • ファミコンが存在しなかったかもしれないゲーム史: Runner's High!

    私はレオナルド・グリーンバーグ会長とともに日へ行き、任天堂の山内社長の元を訪れた。当時、我がコレコ社と任天堂はいくつかの製品を共同で開発していたからだ。 彼らはコレコビジョンに興味を持ち、原価に10パーセント上乗せした金額で買い取りたいと申し出た。しかし会長のレオナルドは、小売価格から10パーセント差し引いた金額での取引を望んでいた。 結局交渉はご破算となり、山内はこう言った。「任天堂は、自分たちでゲーム機を開発しますよ」、と。 レオナルドは大笑いして、彼らにそんなことは絶対できるわけがないと思ったそうだ。 ――― コレコ社の技術・製造部長を務めたバート・ライナーの回想 任天堂が1983年7月15日に発売した家庭用ゲーム機のファミリーコンピュータについては、今さら説明するまでもないほど世界中の多くの人に親しまれています。 しかし「ファミコン以前」の81~82年頃に、任天堂がアメリカのコレ

    ファミコンが存在しなかったかもしれないゲーム史: Runner's High!
  • 初音ミクにコナミMSX作品を歌わせまくっている奇人が居る件: Runner's High!

    ○初音ミク搭載MSXシリーズ (from ニコニコ動画) ○isolable's Videos (from YouTube) 素晴らしい、素晴らしすぎる。 『F1スピリット』に『火の鳥』、『魔城伝説』といった往年のコナミMSX作品と、話題のボーカロイド初音ミクとの異色コラボレーションです。 とりあえず、このビデオを作った人は頭がおかしいとしか思えません。もちろん、いい意味で(笑)。 特に、『シャロム』のブヒブヒと、ぴ~ろぴろぴっろっぴ~♪な『王家の谷』は必聴。 はっきり言ってこんなネタに喜ぶ人間は、日中探しても1万人くらいしか居ないんじゃないかと思われますが、今後ともこの調子でがんばっていただきたいものです。 あ、ところで話は全然変わりますが、『スカイジャガー』ってアーケード版は存在するんでしょうか? いちおう、KLOVに登録されている上に、dumperさんのwant listでもよく見

    初音ミクにコナミMSX作品を歌わせまくっている奇人が居る件: Runner's High!
  • RPGはバンダイの登録商標ではありません: Runner's High!

    ○PS2で面白いRPGを探しています。 (from 教えて!goo) RPGはバンダイの登録商標なので他のメーカーのものは正式にはRPGとは言いません。 「RPGはバンダイの登録商標」とは、ゲームファンの間でも比較的よく知られたトリビアかと思います。 例えばセガの自虐作品として有名な『セガガガ』の中で、「RPG」との言葉が出てくる度に「RPGは(株)バンダイの登録商標です」と表示されるギャグがあるそうです。*注 僕自身も、今日の今日までこの説明に疑問を感じたことはありませんでした。 しかし、上の回答者さんの発言にある「バンダイ以外のメーカーのものはRPGではない」とは当でしょうか?ふと気になって調べてみたところ、意外な事実が浮かび上がりました。 結論から言うと、バンダイが登録した「RPG」との商標はビデオゲームに関するものではありません。さらに平成19年10月現在、「RPG」は特許電子図

    RPGはバンダイの登録商標ではありません: Runner's High!
  • 【珍説】 マジコンを作ったのはアマチュアのゲーム開発者?: Runner's High!

    ○何のためのマジコン販売禁止なのだろうか (wiseler : WAR IS PEACE) ○何のためのマジコン販売禁止なのだろうか (ウェブ魚拓) はてなブックマークで物議を醸し出しているエントリーですが、考察の前提となる歴史認識があまりにも間違っているので突っ込ませてもらいます。 【原文】 ゲームの開発現場では、いちいちゲームを動かすためにカートリッジ (CD) を作ってはいられません。 (中略)そのためにカートリッジの替わりとなるフラッシュドライブへ転送して実機で動作確認を行っています。この一連の確認作業のための機械がマジコンの原型です。 ところでゲーム機はPCとほぼ同一の構造ながらも、ソフトウェアの自主制作環境が用意されていません。 (中略)そこでアマチュア開発者たちは、自力でマジコンを開発することでこのような制限を回避しようとして、優れた性能を持つマジコンを自力開発してしまいまし

    【珍説】 マジコンを作ったのはアマチュアのゲーム開発者?: Runner's High!
  • NEXAとギルマン・ルーイと『F-16 ファイティングファルコン』の物語: Runner's High!

    時として一つの小さな誤解が、一人の人生を大きく変えることがあります。 アメリカでNEXAという開発会社を営んでいたギルマン・ルーイにとっての転機は、1983年のウエストコースト・コンピューターフェアでした。6×6フィートの小さなブースで商談を待つギルマンの顔を見て、“マイクロソフト/アスキー社の幹部”を名乗る人物がこう話しかけてきたのです。 「日系アメリカ人のゲーム会社なんてものが存在するとは知らなかった、と彼は言うんだ。もっとも僕は日系人じゃないんだけどね。そのことは黙っておいたよ」 (ギルマン・ルーイ談) 程なくして、驚くべき知らせが届きます。当時ギルマンは、サンフランシスコ州の実家を拠点に様々な業務をこなしていました。そんな彼の元を訪れるために、8人もの日人ビジネスマンがサンフランシスコ空港にまで来ているというのです。 突然の来訪者たちに戸惑いつつも、 ――― 「表にアスキー、裏に

    NEXAとギルマン・ルーイと『F-16 ファイティングファルコン』の物語: Runner's High!
  • 『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』の難易度は限界値?: Runner's High!

    岩谷 話は変わりますが、宮さんのたずさわったタイトルで、私がいちばん好きなゲームは、スーパーファミコン版『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』ですね。アクションと学習要素の関与のバランス、そして要求されるテクニックのレベルと難易度の調整のセンス、謎解きの質と量のバランス感など、当に素晴らしい完成度ですね。あれ以上の謎解きやテクニックを要求されると、誰もついてこないと思いますし、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』こそ、一般的なプレイレベルでつくられた難易度の見になるようなタイトルだと思います。 宮 (間髪入れずに) 限界値ですよね。 岩谷 ですね。 宮 『ゼルダ』シリーズに限ったことではないですが、難易度調整には非常に気をつかっています。でも、いまだに「難しい」という人がいるのも事実です。だからいつも「今度はもう少し易しくしよう」ということで開発がはじまります。やっぱり制作者っ

    『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』の難易度は限界値?: Runner's High!
    tarchan
    tarchan 2008/09/16
  • 任天堂法務部は別に最強じゃないよ列伝: Runner's High!

    ○任天堂法務部 最強列伝 (from 東京のはじっこで愛を叫ぶ) ○はてなブックマーク > 任天堂法務部 最強列伝 あ~、絶賛コメントの嵐に水を差すつもりはないんですが、このまま「任天堂法務部は常勝無敗!」との誤ったイメージが定着してしまうのもどうかと思うので、一言二言つっこませてもらいます。 まず第一に、さすがの任天堂にも裁判での敗訴とか、「負け」に分類される法務活動の例は結構あります。個人的には、「最強」と形容するのが妥当であるとは全く思いません。 ■池上通信機裁判 アーケード版『ドンキーコング』の開発、およびゲーム基盤の製造を担当した池上通信機との間で争われた一連の裁判です。 これは、『ドンキーコング』の著作権が任天堂と池上のどちらに属するのか、開発を委託した際にきっちりと取り決めていなかったことが一番の原因でした。(なんと迂闊!) 結局両社は、90年に和解内容を公開しないことを条件

    任天堂法務部は別に最強じゃないよ列伝: Runner's High!
  • 1