Mozillaが互換性を維持しつつもより高圧縮を可能にするJPEGライブラリ「mozjpeg」を開発しているが、CDNサービスを提供するCloudFlareが、このmozjpegの効果を検証しその結果を発表している(GIGAZINE)。 検証ではランダムに選んだ10000のJPEG画像を対象に、mozjpegを使って再エンコードを実行したという。これによると、そのうち691ファイルは元のファイルサイズと比べて小さいサイズにはならなかったものの、それ以外についてはファイルサイズを縮小する効果が確認できたという。また、5割以上のファイルでファイルサイズを3%以上小さくできたという結果も示されている。 ただし、圧縮処理にかかる時間は従来のJPEGエンコーダであるlibjpeg-turboよりも大きくなる傾向があるということも述べられている。