Object-Based 要求からオブジェクトを抽出してUIに反映する。要求をそのまま手続的になぞっただけの機能提示では、操作体系としてのまとまりに欠け、効率が悪く分かりにくいシステムになる。要求からその原理となるオブジェクト(関心の対象、客体、目当て)を抽出し、ユーザーがそれらオブジェクトに直接働きかけながら目的を達成できるようにする。 オブジェクト指向ユーザーインターフェース(OOUI)とも呼ばれる設計思想で、GUI をデザインする基本的な手法。
WEB+DB PRESS Vol.107掲載のオブジェクトベース設計によるUIデザイン改善を読んだ。デジタルなサービスのUIを設計していく上で、とても参考になる知見なのでまとめてみる。 オブジェクトベースUI設計とはユーザーがやること(タスク)の手順をそのまま画面に反映させるのではなく、ユーザーの関心対象(オブジェクト)を画面とデータに対応させながら考えていく手法。 オブジェクトベースUI設計の良いところこのオブジェクトベースUI設計は、特に複雑なタスク&要求が混在する業務利用アプリケーション(SaaS / B向けサービス)のUIデザイン改善、運用で活かしやすいという印象を受けた。 大規模なシステム、膨大なデータと連携しながら、多様なユーザーニーズに応えやすいUIを実現するにはどうすれば良いか。 要件に散在する情報をオブジェクトとして捉えることで、その場しのぎではないUIデザインが作りやす
Goodpatchの中では、UXデザインやサービスデザインをメインにやっているので、直接UIデザインを行うことはないのですが、プロジェクトの中でOOUIに触れる機会が多くあったので、UXデザインの観点からOOUIについて触れてみたいと思います。 今回のGoodpatch UI Design Advent Calendar 2019でも何名かのメンバーが触れてきたOOUIの考え方ですが、これはUIデザイナーのみが理解すべき考え方ではなく、UXデザインを行う立場にも強く関わってくる考え方になっています。 UXデザインとOOUIの関係 OOUIに関しては、「UIデザイナーのスキルとOOUI観点の構造設計」の中でも詳しく説明されていますが、その中で重要になってくるのは「オブジェクト」になります。そしてOOUIの考え方で設計を進めるためにまず、オブジェクトを抽出する必要があります。 では、オブジェク
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