シマンテック曰く「ウイルス対策ソフトウェアはもう死んでいる」とのこと(TechWeek、slashdot)。 現在のウイルス対策ソフトウェアでは攻撃の55%程度しか防げないのが現状であり、これからのセキュリティ戦略は侵入された場合でもデータが失われるのを防いだり情報の漏洩や流出を防ぐことが中心となっていくという。シマンテックは収益の4割をウイルス対策ソフトウェアから得る世界最大のセキュリティ企業であるが、今後ウイルス対策ソフトウェアから多大な利益が生まれることはなく、「防御」よりも「検知し対応する」策へと成長の軸はシフトするという。 ただ、単純な攻撃や小さな攻撃などに対する一つの防御壁としてウイルス対策ソフトウェアが存続し続けると見る専門家もいるとのことだ。