高畑勲監督お別れ会で号泣の宮崎駿監督…鈴木敏夫Pは「宮崎駿はただひとりの観客、高畑勲を意識して映画を作っている」と 本日、先月5日に肺がんのため亡くなった高畑勲監督監督の「お別れ会」が三鷹の森ジブリ美術館で開かれた。 会の冒頭で、宮崎駿監督は「開会の辞」として挨拶。高畑監督27歳、宮崎監督22歳だった1963年はじめて出会い言葉を交わした日のことから、高畑監督の初監督作品であり宮崎監督にとっては初めて本格的にアニメ制作に関わった思い出深い作品である『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968年公開)制作時のエピソードなどを子細に振り返り、「ありがとう、パクさん。55年前に、あの雨上がりのバス停で声をかけてくれたパクさんのことを忘れない」と、声を詰まらせながら感謝の言葉を捧げた。 「パクさん」というのは、まだ高畑監督と宮崎監督が東映動画(現在の東映アニメーション)に勤めていた時代、朝の苦手な高畑