挑戦キャリア SNS等で、冒頭の写真を目にした方もいらっしゃるかもしれません。水着姿の彼女の右腹部には、袋のようなものがついています。この袋はパウチと呼ばれ、大腸がんなどの病気や事故でストーマ(人工肛門・人工膀胱)を造設した方の排泄物を受け取る役目を担っています。そして、ストーマを造設した方はオストメイトと呼ばれています。 彼女の名前は、エマ・大辻・ピックルスさん。エマさんは16歳のときに難病を患い、41歳でストーマを造設、オストメイトになりました。2020年に自ら服を脱ぎ、オストメイトであることを公表。NHKのドキュメンタリーに取り上げられたことをきっかけに、日本で最初のオストメイトモデルとして活躍されています。医師も兼務しているエマさんのはたらき方を紐解くと、そこには彼女の生き方が詰まっていました。 負けず嫌いでシャイな性格。弁護士を目指していた高校生のときに異変が 現在のエマさんは、