「給与生活者」という社会階層が明治時代に誕生して、その後定着するようになり、大正時代の中ごろに「サラリーマン」という言葉が当てられ一般化した。それからおよそ100年。長いようで短くもあり、短いようで長くもあるが、それなりの歴史文化があるにもかかわらず、そのことをまとめた書籍は多くはない。 本書「サラリーマン生態100年史 ニッポンの社長、社員、職場」は、顧みられることが少ない、現代史の一部に注目した一冊。サラリーマンに縁の深いテーマを選んで、何が変わったのか、変わっていないのかを、主に雑誌や新聞記事を使って検証している。自宅で過ごす年末年始の休みのお伴として楽しめる。 過去を知らずに問題の本質は見えない 著者は歴史にこだわりを持っている。その理由は、いま起きている社会現象や社会問題のもともとには必ず過去があるからという。「過去を知らずに今だけをみて考察しても、問題の本質は見えてきません」
2019/12/15 16:10 (JST)12/15 17:19 (JST)updated ©弁護士ドットコム株式会社 企業にとって古くて新しい問題、それは「働かないおじさん」をどうするか、だ。 世間で人手不足や人材確保の難しさが叫ばれる中、味の素とLIXILグループ、ファミリーマートなど、大手企業が11月以降、相次いで早期退職を発表した。 こうした企業の多くは、収益悪化によってリストラを迫られているというより、早いうちに人件費の高い中高年社員という「重荷」を降ろしたいという思惑があるようだ。労働政策研究・研修機構の濱口桂一郎研究所長に、「働かないおじさん」が生まれてしまう理由や、背景にある日本の雇用制度について聞いた。(ジャーナリスト・有馬知子) ●賃金が働きぶりを上回る中高年世代 高齢者雇用で増す「重荷感」 ――なぜ今、中高年社員の早期退職が相次いでいるのでしょうか。 早期退職の構造
文化審議会の小委員会は4日、著作物の違法ダウンロードに対する刑事罰について、悪質な行為に限定するとの報告書を公表した。全ての違法ダウンロードに刑事罰を科すとの当初案から後退した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く