印刷 関連トピックス原子力発電所 細野豪志原発担当相は9日、佐藤雄平福島県知事と福島市内で会談し、東京電力福島第一原子力発電所から半径20キロ圏外の一部地域に出している「緊急時避難準備区域」の解除について、県や該当する市町村など地元の首長らの同意を得たうえで解除を判断する方針を伝え、佐藤知事も了承した。 会談後、細野氏は記者団に「(工程表の)第1ステップが終わった後、様々な判断をする必要が出てくる」と語り、原子炉の安定的な冷却をめざした工程表「ステップ1」の達成目標時期である7月17日前後を目安に解除を判断する考えを重ねて表明した。「県や該当する市町村の皆さんとの協議が整ってから、初めて政府として様々な判断をしていくことを確認した」と述べた。 関連記事放射線量調査を一元化へ 緊急時避難準備区域を詳細調査(7/5)松本復興相と細野原発相、就任後初の福島入り(7/2)緊急時避難準備区域の縮