宇都宮市にある病院が新型コロナワクチンを2回接種した職員の3カ月後の抗体の量を調査したところ、高齢者の抗体の量が若い世代の半分程度まで減っていることが分かりました。 栃木県にある宇都宮病院の研究チームは、ファイザー社製のワクチンを2回接種した20代から70代の病院職員378人について接種から3か月後の抗体の量などを調べました。 すべての世代で時間の経過ともに抗体の量は減っていきますが、60歳以上では20代や30代といった若い世代より減るスピードが速く、3カ月後には若い世代の半分程度となっていました。 60歳以上では接種半年後の抗体の量が1回目の接種後と同じ程度まで減る可能性があるということです。 この結果を受け、研究チームは「高齢者は半年おきにワクチンの再接種が必要」としています。 また、喫煙者についても吸わない人よりも少なくなる傾向があるということで、「禁煙が感染リスクの軽減につながる」
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