ブックマーク / dain.cocolog-nifty.com (8)

  • 「はじめてのがん」に備える

    最初に断っておくと、わたしが告知されたわけではない。 ただ、日人の2人に1人はがんになるといういま、何の準備もしないわけにはいかない。はじめてのチュウや初体験と同じように、初告知に向けて情報を集める。人生初のセックスと同じくらい重要だぞ、人生初のがん告知(たぶん)。 もちろん、ある種のダチョウのように、地面に頭を突っ込んで逃避することも可能だ。あるいは、信号無視のDQNのように「見ない=存在しない」ように振舞うこともできる。しかし、自分を大事にするのは自分の努め。家族や仲間のいる「わたし」は、もはや自分だけのものではない。「そのとき」になってあわてて間違った行動をとらないために。今というときがイザというときなのだから。 そんなわたしにぴったりの特集があった。「暮らしの手帖」の2010.12号だ。題して、「はじめてのがん(がんと告知されたら)」。書き手は森文子さんで、国立がん研究センターの

    「はじめてのがん」に備える
    taro-r
    taro-r 2010/12/06
    書いていることは私の印象とも合うが,それでも現実が来ると,備えていたことはブッ飛ぶ(苦笑)。/ガンが幸福な死に方という考え方は,呆けないという点で言う人もいる。若くなかったらそうなんだけどねぇ。
  • わが子がイジメられてるらしいと思った親が最初にしたこと

    それは記録。 背中が痛いと訴えてくる息子を裸にしたところ、広範囲に内出血跡を見つける。詳細は省くが、殴られたらしい。「すわイジメ」と気負いたつのではなく、ゆっくりと子どもの話を聞く。度を越した悪ふざけなのか、陰湿なやつなのか見きわめがつかないし、子どもの話なので一貫性が見出しにくい。 まず、子どもの話を遮ることなく最後まで聞く。たずねるニュアンスの「訊く」のではなく受け入れるように「聞く」。そいつを逐一記録する。客観的に述べるのは難しいだろう(大人だってそうだ)、だから矛盾点には目をつぶり、ありのまま記録してゆく。ついでに写真も撮っておく。トラブルが大きくなり、収拾がつかなくなってからではなく、(たとえ一面からでもそれを自覚しつつ)子どもからヒアリングを続ける。 次に、「親は味方だ」というメッセージを伝える。独りで抱え込むなという。どうしても言いたくないのであれば、無理に聞くことはない。親

    わが子がイジメられてるらしいと思った親が最初にしたこと
    taro-r
    taro-r 2010/11/27
    参考になる。
  • がんの入門書ってあるのだろうか?

    「生活目線でがんを語る会」の第2回に参加してきた。 かなりの人が罹るにもかかわらず、わたしはよく分かっていない。日人の死因のトップは、がんだ。だから、わたしが罹る可能性は高い。というよりも、それ以外の原因だと、なんとか助かってしまうのだろう。だから、今のわたしは、「まだがんになっていないだけ」と言える。 これほど身近な存在なのに、「がんとは悪性腫瘍だ」とか「外科手術や放射線治で治療できる」といった上っ面の知識しか持ち合わせがない。また、かつて言われていた「がん=死」とは限らないらしい。だが、どういう場合にそうなるのか、分からない。屋に並んでいる「がんの」は大量にあれど、誰かの「闘病記」だったり「最新医療」もしくは「代替治療」ネタだったりする。供給側からの理屈で見ると、このラインナップは、「がんを宣告された人」や「その家族」が飛びつくようなものだ。 「まだがんになっていない人」をターゲ

    がんの入門書ってあるのだろうか?
    taro-r
    taro-r 2010/11/26
    ガンは一つの病気ではない。かかる部位で様々。あと,ステージで様々。一つの本でわかるのは無理がある。患者も医者も自分の関係があるところしか詳しくない。…とガンになった私は思います。
  • 東大の受験生に何を読んでもらうか?

    ブックディレクターという仕事がある。 人や場所に応じて、を選ぶ「棚作り」をするのだ。をたくさん読んでるだけではダメで、読み手(候補)とのコミュニケーションを通じ、「手にとってもらう/読んでもらう」工夫を創造しなければならない。 さて、仮にアナタが「ブックディレクター」だとして、こんな注文が来たとしよう。「駿台予備校駿河台3号館の棚をディレクションしてください。ここに通う受験生は、東京大学を第一志望としています」アナタなら、どんなをどうやってレイアウトする? 答えは最後のお楽しみ。これは、ブックディレクター幅允孝氏が、実際に手がけた仕事なんだ。先日、彼の話を直接聞ける機会があったので、反応のようなものを綴ってみる。 その場は「ホントーク」、にまつわる気のトークという意味らしい[参照]。ゲストにを5冊選んでもらい、それをサカナに幅氏と気のトークをするという企画。今回のゲストは、

    東大の受験生に何を読んでもらうか?
    taro-r
    taro-r 2009/09/08
    これは良い教育。もっとも卒業生が何をやってるか?を知らずに受験するのはほとんどの進学校がそうだろうな。
  • 「死ぬときに後悔すること」ベスト10

    余命、数週間。不自由な体、満足に歩くこともできない。日中も寝ている時間が多くなり、頭もうまくはたらかない ──そんな人生の最終章の人に向かって、こう問いかける。 いま、後悔していることは、何ですか? 「死ぬときに後悔すること25」の著者は、終末期における緩和医療に携わる医師。現場で見聞した、「余命いくばくもない状態で、後悔すること」をまとめたのが書なのだ。得られた答えは、多様でいて一様だし、複雑なようで単純だったりする。 もうすぐ自分が死ぬと分かっている人が、何を悔いているのか。これを知ることで、わたしの人生で同じ後悔をせずにすむのだろうか。考え考え読んで、いくつかの「先立つ後悔」を得ることができた。後悔は後からしかできないものだが、これはわたしにとって「先悔」となるものを、ランキング形式でご紹介。書では25章に分かれているが、わたし流にベスト10に絞ってみた。 第10位 健康を大切に

    「死ぬときに後悔すること」ベスト10
    taro-r
    taro-r 2009/08/11
    どうやっても後悔するか,どうやっても満足できること,つまり本人の想い次第のことばかりの様に思う。
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 悪用厳禁!「プロパガンダ」

    「だまされた」と思わせずに大衆を騙すテクニックがわんさと紹介されている。 広告・政治宣伝のからくりを見抜くスゴ。コマーシャルで衝動買いしたり、連呼されるワンフレーズ・ポリティクスに洗脳されることはなくなるだろう。マスメディアの欺瞞を意識している方なら自明のことばかりかもしれないが、それでも、ここまで網羅され研究し尽くされているものはない。 もちろん、チャルディーニの「影響力の武器」と激しくカブってる。その研究成果が幾度も引用されており、暗黙のお返しを求める返報性の罠や、小さなものから大きなコミットメントを求める一貫性の自縄自縛のテクニックなんて、そのまんまだ。 しかし、破壊力が違う。「影響力の武器」を一言であらわすならば、「相手にYesといわせる」ことを目的としているが、書はそれに加えて「相手を説得し、積極的に賛同させる」ことがテーマなのだ。さらに、一人ふたりではなく、大衆レベルで実現

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 悪用厳禁!「プロパガンダ」
    taro-r
    taro-r 2008/09/09
    おもしろそうな本だ。
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「いい親」が子どもをダメにする

    何をもって「いい親」とするかによるが、センセーショナルなサブタイトルにもかかわらず、著者の言い分はかなり同意できた。 はやりの育児法を鵜呑みにして、子どもとトモダチになろうとする親がいる。そもそも育児書なんか読み漁ってないで、周囲(特に自分の両親)に相談しなさい、と主張する。著者はかなりのご年配であることを念頭に読むといいかも。 最初に強く頷いた箇所はここ↓ 全ての基は夫婦の関係。(理想的には)夫婦が互いに信頼しあい、愛し合っている家庭であることが、子育ての最初の一歩。もちろん事情により片親の場合もあるが、それではダメということではない。「理想的には」を頭につけたのはそのため 「子どもへのまなざし」[参照]で知ったが、子どもを家庭の中心に据えて、両親が子どもに寄りかかっている、いびつな関係がある。 それは、子どものことを一生懸命に考えすぎた母親が陥る罠だそうな。わが身を犠牲にすることが、

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「いい親」が子どもをダメにする
    taro-r
    taro-r 2008/01/16
    参考になった
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 千葉大学教員の選んだ100冊

    ソースは「千葉大学教員の選んだ100冊」[参照]より。 100冊といっても正確には百を超える。見れば分かるが、テキトーにアンケートしたリスト。重軽一緒くたなのも気になるし、そもそも選書の目的が不明確なのがもっと気になる。「新入生に読んで欲しい」という銘なら、テーマをもっと具体化すべきだろうに、選定基準が見当たらないのが痛い。これは編者の責。 学生さんはこの100冊を追うのではなく、「なぜこのを紹介しているのだろう?」という目でリンク先を読むと吉、教官の良し悪しが見えてくるかも。 google で、書名と著者名で検索かけたヒット数の多い順に並べてある。ヒット数でソートするなんて、乱暴かもしれないが、うまい方法が見当たらない。もちろんヒット数多い=良書と限らないが、少なくともネット上のバロメーターは数値化される。未読の影響度を「見える化」するのに、googleヒット数はなかなか良い指標とな

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 千葉大学教員の選んだ100冊
    taro-r
    taro-r 2006/05/10
    メモ…。とはいえ,ほとんど読んだこと無い本ばかり。
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