2019年3月5日、江崎グリコは自社の通販サイトで、国内初となる乳児用液体ミルクの販売を始めた。お湯で溶かす必要がなく、未開封の状態で、常温で6ヶ月保存できる。東日本大震災から8年となる3月11日以降は、全国のドラッグストアやベビー用品店でも順次販売する。 これまで普及を望んで活動してきた団体、乳児用液体ミルクプロジェクトや、野田聖子議員が代表呼びかけ人となっている「乳児用液体ミルクの普及を考える会」にとっても、国内での販売実現は、待ちに待った朗報だろう。 災害時のみならず日頃から飲用するのが推奨される理由とはお湯で溶かす必要がなく、常温で6ヶ月保存可能、となると、災害食としての期待が高まる。だが、「いざ」というときだけでなく、普段から飲み慣れて(使い慣れて)おく必要があると考える。 1、被災地では液体ミルクが取り残されていた筆者は2011年の東日本大震災発生後、被災地へ食料支援に複数回出
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