ワチラロンコン国王の幸福を祈るタイ人(バンコク、2016年12月) Chaiwat Subprasom-REUTERS <タイ国王が狙われた理由としては非常に不敬な噂も飛び交っている> タイのワチラロンコン国王が滞在先のドイツで自転車に乗ってサイクリングをしていたところ、ドイツ人少年ら2人がエアガンを国王に向けて発射する事件が起きていたことが明らかになった。 ドイツ語紙などの報道を総合すると、6月10日夜、ミュンヘン郊外でサイクリングをしていたワチラロンコン国王に対して、ドイツ人の13歳と14歳の少年2人が、ソフトエアガンといわれるおもちゃのモデルガンからプラスチック製弾丸(いわゆるBB弾)を発射したという。地元紙やネット情報では舗装された狭いサイクリングロードから約8メートル離れた樹木の木陰から国王を狙撃しようとしたものとみられている。 弾は国王には当たらなかった模様で、周囲にいたタイ側