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  • 蔵書印とは? デザイン・押す場所やオーダーメイドする方法などを解説

    図書館などに印鑑が押されているのを見た経験がある方は多いのではないでしょうか。この印鑑を「蔵書印」といいます。蔵書印は対象の書物を所有、所蔵していることを宣言するための印章です。 記事では蔵書印について正しい使い方、形状、蔵書印の歴史、オーダーメイドの蔵書印を作る方法など紹介します。 蔵書印について深堀りしていきます 蔵書印とは 蔵書印と聞いてもイメージがわかない方もいるでしょう。ここでは蔵書印とは何か、形状や材質に決まりがあるのかなど紹介します。 団体や個人が所有や所蔵を宣言するために押す印 蔵書印とはや書画などの作品に対して、団体や個人が所蔵を宣言するために押印する印章です。あまり縁がなくてピンとこない方もいるかもしれませんが、図書館や学校の図書室のの最後のページに印鑑が押されているのを目にしたことがないでしょうか。その印鑑が蔵書印です。蔵書印は収蔵印、図書印、所蔵印、蔵印な

    蔵書印とは? デザイン・押す場所やオーダーメイドする方法などを解説
  • “監視カメラに認識されなくなる服”を渋谷PARCOで体験してきた!

    SNSで大きな話題になった“身につけるだけで監視カメラに認識されなくなる服”が、10月27日まで渋谷PARCO(東京都渋谷区)で展示されています。実際に試したところ、確かにカモフラージュ柄のバッグを手にした人が人物として認識されなくなりました。興味深い「デジタルカモフラージュ」の展示として、一度体験してみてほしいと感じます。 噂の“身につけるだけで監視カメラに認識されなくなる服”、渋谷PARCOで10月27日まで体験できる “身につけるだけで監視カメラに認識されなくなる服”を展示しているのは、渋谷PARCO内のCOMINGSOONで開かれている展示会「Camouflage Against the Machines」。独自のカモフラージュ柄がプリントされた服やバッグ、スケートボードを並べているほか、購入もできます。 カモフラージュ柄がプリントされた服。販売もしている こちらはカモフラージュ柄

    “監視カメラに認識されなくなる服”を渋谷PARCOで体験してきた!
  • 広島大、電気回路で作った疑似ブラックホールを用いてレーザー理論の構築に成功

    広島大学は、電気回路において擬似的なブラックホールを創生し、それを用いたレーザー理論を構築することに成功し、現在の技術では実際のブラックホールでの観測が不可能なホーキング輻射を観測可能にし、一般相対性理論(重力)と量子力学を統一する「量子重力理論」の完成に向けた取り組みを加速することになると発表した。 同成果は、広島大大学院 先進理工系科学研究科の片山春菜大学院生によるもの。詳細は、英オンライン総合学術誌「Scientific Reports」に掲載された。 自然界に存在する電磁気力、強い力、弱い力、重力の4つの力をすべて統一できるとされる超大統一理論は、重力を扱う一般相対性理論と、量子の世界を扱う量子力学を結びつけることができれば完成するとされることから、「量子重力理論」などとも呼ばれるが、重力と量子の世界は折り合いが悪く、その統一は困難とされ、4つの力の統一にはまだ長い時間がかかるとさ

    広島大、電気回路で作った疑似ブラックホールを用いてレーザー理論の構築に成功
    taron
    taron 2021/10/12
    うーん、分からん。ホーキンズ放射を観測する方法を考えてますってことしか…
  • 天の川銀河中心部の星はいくつかのグループに分かれている、アルマ望遠鏡が観測

    国立天文台アルマ望遠鏡プロジェクトは9月13日、天の川銀河中心の観測の結果、この領域の星がランダムに動いているのではなく、いくつかのグループに分類できることが判明したことを明らかにした。 同成果は、JAXA 宇宙科学研究所の坪井昌人教授らの研究チームによるもの。詳細は、9月13日からオンラインで始まった日天文学会2021年秋季年会において、15日にて発表される予定だという。 高い観測能力を持つアルマ望遠鏡を活用することで、星雲中に深く埋もれた星であっても観測できると期待されていた。そこで坪井教授らは2017年、周波数230GHzで天の川銀河中心の観測を実施。25ミリ秒角の解像度と、いて座A*の電波強度の5万分の1まで検出できる高い感度を実現し、天の川銀河中心の周囲の50個ほどの星を電波で検出することに成功していた。これらのほとんどは極めて明るいウォルフ・ライエ星やO型星であったという。

    天の川銀河中心部の星はいくつかのグループに分かれている、アルマ望遠鏡が観測
  • 全球凍結後に真正細菌が増殖した後に真核生物が繁栄した証拠を東北大が発見

    東北大学は8月23日、6億5000万年前から6億3000万年前の地球が赤道直下の熱帯地域まで氷河で覆われた「全球凍結」時代からその解氷時に形成された地層の岩石資料を分析し、全球凍結中にも光合成生物(藻類)が存在した証拠および解氷後に生物量極小を経て真正細菌が増殖し、その後に真核生物が繁栄した証拠を得たと発表した。 同成果は、東北大大学院 理学研究科 地学専攻の静谷あてな大学院生(現・福井県立恐竜博物館研究職員)、同・海保邦夫教授(現・東北大名誉教授)、中国地質大学のJinnan Tong教授らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、環境から生態学まで地球を題材とした学術誌「Global and Planetary Change」に掲載されるに先立ち、オンライン版に先行して掲載された。 地球の環境は誕生後、決して平坦だったわけではないことがさまざまな研究から分かってきている。例えば気温だけを

    全球凍結後に真正細菌が増殖した後に真核生物が繁栄した証拠を東北大が発見
  • 小学生までの子供が新型コロナの二次感染を起こす割合は低い、東北大が調査

    東北大学は8月20日、全国の都道府県が公表した20歳未満の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の情報を用いて過去に遡った解析(後方視的解析)を実施した結果、0~19歳の小児患者が家庭外で二次感染を起こす頻度は低いこと、また二次感染を起こす小児患者の割合は中学生・高校生など、比較的年齢が高い集団で高いことを確認したと発表した。 同成果は、東北大大学院 医学系研究科 微生物学分野の押谷仁教授らの研究チームによるもの。詳細は、小児から十代の思春期までの子どもたちが対象の医学や心理学など幅広い分野を扱う学術誌「Frontiers in Pediatrics」にオンライン掲載された。 インフルエンザでは、小児が地域の感染拡大を広げる役割を果たすことが、これまでの研究から明らかになっているため、学級閉鎖や休校措置による感染拡大の阻止をはかるといった措置が取られることもある。しかし、新型コロ

    小学生までの子供が新型コロナの二次感染を起こす割合は低い、東北大が調査
    taron
    taron 2021/08/24
    今さらなんの有効性もない研究。「小学生までの子供が新型コロナの二次感染を起こす割合は低かった」と書くべき。今は亡きアルファ株でさえない。
  • 名大とJAXA、「デトネーションエンジン」の宇宙飛行実証に成功

    名古屋大学(名大)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月19日、衝撃波に伴って化学反応による熱解放が行われることで、可燃性ガスを高速燃焼させることができる「デトネーション」現象を利用した次世代のロケット・宇宙機用エンジン「デトネーションエンジン」の宇宙飛行実証に成功したことを発表した。 ノズル後方に搭載されたカメラにより撮影された、回転デトネーションエンジンが宇宙空間において作動した瞬間の様子。オレンジ色に光っているノズルが、二重円筒型の回転デトネーションエンジンの燃焼器部分。今回の推力は約500N。この画像データを含む各種データは、展開型エアロシェルを有する大気圏再突入カプセルRATSによって洋上回収された (C)名古屋大学、JAXA (出所:名大プレスリリースPDF) デトネーションエンジンのシステム全体像 (C)名古屋大学 (出所:名大プレスリリースPDF) 室蘭工大の白老試験場に

    名大とJAXA、「デトネーションエンジン」の宇宙飛行実証に成功
    taron
    taron 2021/08/24
    なんかかっこいい(全然分かってない)。
  • 新方式のVHS再生機を開発表明 カビが生えたVHSテープもダビング可能

    アットアイデアは8月2日、これまでのビデオデッキとはまったく異なる方式のVHS再生機を開発する方針を発表した。ヘッドにテープを直接押し当てずに再生できる独自の仕組みを採用し、カビが発生していてもテープやヘッドを傷めずに再生できるという。テレビへの接続機能は持たず、直接microSDカードなどのデジタルメディアにダビングできる仕組みを採用する。商品名、価格は未定で、2026年度をめどに開発する。レンタルでの提供も見込む。 開発の経緯は、VHSテープに記録された映像を保持しているユーザーがいまだ多いことを受けてのもの。従来型のVHSビデオデッキは、テープを引っ張って筒型のヘッドに押し当て再生/録画を行う仕組みを採用していた。このため、テープにかかる負荷が高く、テープが絡まるトラブルも多かった。また、古いVHSテープにはカビが生えていることも多く、ヘッドが傷む要因ともなっていた。これらを踏まえ、

    新方式のVHS再生機を開発表明 カビが生えたVHSテープもダビング可能
  • 国際宇宙ステーション危機一髪、ロシアの新しい実験棟がエンジン誤噴射

    国際宇宙ステーション(ISS)で2021年7月30日、姿勢が大きく乱れるトラブルが起きた。直前にドッキングした、ロシアの新しい実験棟モジュール「ナウーカ」のスラスターが誤って噴射されたためで、ISSは一時「緊急事態」が宣言された。 その後、1時間足らずのうちに姿勢は正常に戻り、ISSに損傷はなかった。滞在している宇宙飛行士への危険もなかったという。 ナウーカはこれまでにもトラブルが多発しており、今後のISSの運用とロシアの宇宙開発の信頼性に、大きな不安を残すこととなった。 国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしたナウーカ。ISSに滞在中のNASAのシェーン・キンブロー宇宙飛行士が撮影したもの (C) NASA/Shane Kimbrough ナウーカのスラスターが突如誤噴射 ナウーカ(Nauka)は、ロシアが開発したISSの新しいモジュールで、宇宙での科学研究・実験を行うことを目的と

    国際宇宙ステーション危機一髪、ロシアの新しい実験棟がエンジン誤噴射
  • ロシアの宙飛ぶ研究室「ナウーカ」、ISSへ結合 - 四半世紀に渡る苦闘の軌跡

    軌道上でもひと悶着 プロトンMによって打ち上げられたナウーカは、予定どおりの軌道に入り、太陽電池パドルの展開にも成功。ISSへ向けて単独で飛行を始めた。 ところが、ISSとのドッキングに使うための、「クールスA」と呼ばれる自動ランデヴー・ドッキング・システムのアンテナが展開しないというトラブルが発生。一時は手動ドッキングを余儀なくされる可能性もあったが、その後展開が確認された。ただ、トラブルシューティングの結果展開したのか、そもそも展開していたもののテレメトリーで確認できなかっただけなのかは不明である。 しかしその後、ロシアの一部メディアの報道や、宇宙開発コミュニティに投稿された非公式の情報によると、姿勢を確認するために使う赤外線センサーが機能していないことが判明。恒星の位置から姿勢を割り出すスター・トラッカーも、一部が機能していないことがわかったという。 さらにスラスターにも問題が起き、

    ロシアの宙飛ぶ研究室「ナウーカ」、ISSへ結合 - 四半世紀に渡る苦闘の軌跡
  • ぜひ訪れたい!世界でここだけのホバークラフト博物館

  • ウイルスに対する免疫反応はワクチンと実際の感染では異なる、理研などが発見

    理化学研究所(理研)と東京理科大学(理科大)は7月15日、インフルエンザウイルスに対する免疫反応がワクチン接種とウイルス感染では異なることを発見し、経鼻感染の方がワクチン接種よりも質の高い「広域中和抗体」が産生されるメカニズムの一端を明らかにしたと発表した。 同成果は、理研 生命医科学研究センター サイトカイン制御研究チームの久保允人チームリーダー(理科大 生命医科学研究所 教授兼務)のほか、理科大、国立感染症研究所、慶應義塾大学、かずさDNA研究所の総勢16名の研究者が参加した共同研究チームによるもの。詳細は、英オンライン科学誌「Nature Communications」に掲載された。 現在、インフルエンザの予防のために広く使用されている「不活化ワクチン」は、ホルマリン処理などによって感染性を消失させたウイルス粒子が使用されている。そのため、そのワクチンに使用したインフルエンザウイルス

    ウイルスに対する免疫反応はワクチンと実際の感染では異なる、理研などが発見
    taron
    taron 2021/07/18
    弱毒化したウイルスのほうが広い範囲の免疫ができる、と。
  • 日本の猛暑の原因はアフリカにあった、三重大が約40年分のデータから解明

    三重大学は7月1日、過去39年にわたる観測値の分析と数値シミュレーションにより、アフリカのサヘル地域(サハラ砂漠のすぐ南に位置する帯状の半乾燥地域)で雨雲が大きく発達すると、日上空の高気圧の引き金となり、結果的に日の猛暑の一因となっていることを発見したと発表した。 同成果は、三重大 生物資源学研究科の中西友恵大学院生(研究当時)、同・立花義裕教授、同・安藤雄太研究員(研究当時、現・新潟大学特任助教)らの研究チームによるもの。詳細は、地球規模の気候を扱った独・学術誌「Climate Dynamics」に掲載された。 日での異常気象の原因としては、エルニーニョなど、太平洋の熱帯の気候条件による影響を考察する研究が盛んだが、遠く離れたアフリカの熱帯地域の気候・天候の影響という視点は、これまで見過ごされてきたという。そこで研究チームは今回、日やアジアの異常気象のメカニズムを、この新たな視点

    日本の猛暑の原因はアフリカにあった、三重大が約40年分のデータから解明
  • 航空機の吊るしものとひっつきもの(11)空力的影響 - 航空機の技術とメカニズムの裏側(283)

    吊るしものにしろ、ひっつきものにしろ、「設計当初から織り込まれているもの」というよりは、後付けの色彩が濃い。ずっと装着したままのセンサー機器の場合、最初からそれが必要だと分かっていれば、設計時点で考慮するものである。投下することが前提の爆弾やミサイルは話が別だが。 後付けすると何が問題か また、既存の機体を後から他の用途に転用することになった場合、必然的に「設計時点で考慮していなかったもの」が加わることになる。そしてそれは往々にして、外部に突出したり、吊るしものの形をとったりする。 そして、機体の外部に吊るしものやひっつきものが加われば、空力的な影響が生じる。小さなレーダー警報受信機(RWR : Radar Warning Receiver)のアンテナ・フェアリングぐらいならまだしも、幅も高さもあるレーダーのアンテナ・フェアリングになると、空力的影響は無視できない。 外部に突出するものが加

    航空機の吊るしものとひっつきもの(11)空力的影響 - 航空機の技術とメカニズムの裏側(283)
  • 半世紀前、なぜモノレールが注目されたのか? その歴史と現状を探る

    大船~湘南江の島間(6.6km)を結ぶ湘南モノレールが、2021年7月2日に全線開通50周年を迎える。筆者は現在、湘南モノレールの公式サイトにて、全線開通50周年記念連載「湘南モノレール全線開通までの全記録」を連載中である。 全線開通時、湘南江の島駅に停車中の300形(提供 : 湘南モノレール) ところで、湘南モノレールが開業・全通した当時、日各地でさまざまな形式のモノレールの建設が進められていた。モノレールの技術は、いつごろ誕生したのか。また、海外に比べて、なぜ我が国に多くのモノレールが建設されたのか。今回はこのような観点を中心に、モノレールの歴史と現状を見ていくことにする。 ■モノレールの歴史は意外にも古い モノレールといえば、空中を駆け抜けるその姿から「未来の乗り物」というイメージがあるが、意外にも技術的な歴史は古い。 世界初の鉄道とされる英国のストックトンとダーリントンを結ぶ蒸気

    半世紀前、なぜモノレールが注目されたのか? その歴史と現状を探る
  • ヴァージン、銀ピカに輝く次世代宇宙船「スペースシップIII」を発表

    米国の宇宙企業ヴァージン・ギャラクティックは2021年3月30日、次世代宇宙船「スペースシップIII」の1号機「VSSイマジン」を発表した。 同社は今後試験を行うとともに、同型の2号機「VSSインスパイア」の製造も進め、サブオービタル飛行による宇宙旅行の実現を目指す。しかし、宇宙旅行の実現時期はまだ未定であるなど、その今後には不透明なところも多い。 2021年3月30日にお披露目された、次世代宇宙船「スペースシップIII」の1号機「VSSイマジン」 (C) Virgin Galactic スペースシップツーからIIIへ ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic)は、実業家サー・リチャード・ブランソン氏らによって立ち上げられた宇宙企業で、サブオービタル飛行と呼ばれる、地球を回る軌道には乗らない形での宇宙旅行の実現を目指している。 サブオービタル飛行は、地球の軌道に乗る宇宙

    ヴァージン、銀ピカに輝く次世代宇宙船「スペースシップIII」を発表
  • “10回飛んだロケット” スペースXの再使用ロケット「ファルコン9」の挑戦

    米宇宙企業スペースXは2021年5月9日、大型再使用ロケット「ファルコン9」の打ち上げに成功した。 同機に使われた第1段機体(ブースター)は、昨年3月に初めて打ち上げに使われたもので、その後も飛行を重ね、今回が10回目の打ち上げ。ブースターの飛行回数が2桁の大台に乗ったのはこれが初で、同社が目指す再使用ロケットによる宇宙輸送の革命に向けた大きな一歩となった。 そして同社はまた、「打ち上げコスト100分の1」を目指した挑戦も続けている。 2021年5月9日に行われたファルコン9ロケットの打ち上げ。この第1段機体(ブースター)は、今回が10回目の飛行となった (C) SpaceX 再使用ロケット「ファルコン9」 ファルコン9(Falcon 9)は、スペースXが開発した大型ロケットである。初期型は2010年にデビューし、改良を重ねながらこれまでに118回打ち上げられ、116回が成功。また2018

    “10回飛んだロケット” スペースXの再使用ロケット「ファルコン9」の挑戦
  • 中国のロケット落下問題、“正しく理解し、未来に活かす”ために大切なこと

    中国が打ち上げた大型ロケット「長征五号B」の機体の一部が、2021年5月9日ごろに大気圏に再突入する見通しだ。 同様の事態は昨年5月にも起き、このときは燃え残った破片が、西アフリカのコートジボワールに落下したとみられている。今回もまた、破片が地表に落下する可能性がある。 人などに当たる可能性はきわめて低く、決してパニックになる必要はない。しかしこの問題は、今後を見据えて、中国、そして世界が考えなくてはならない課題を、私たちに突きつけている。 中国が4月29日に打ち上げた大型ロケット「長征五号B」。このコア機体(中央下半分)が、5月9日ごろに大気圏に再突入する見通しとなっている (C) CASC 長征五号Bロケットと問題の背景 地表に落下する可能性が取り沙汰されているのは、中国が4月29日に打ち上げた「長征五号B」という大型ロケットである。中国の宇宙ステーションのコア・モジュール「天和」を搭

    中国のロケット落下問題、“正しく理解し、未来に活かす”ために大切なこと
  • スペースXの巨大宇宙船「スターシップSN15」の飛行試験は計画通り成功!

    米宇宙企業スペースXは2021年5月5日(現地時間)、巨大宇宙船「スターシップ」の試作機「SN15」の高高度飛行試験に成功した。 これまでの試験では爆発が相次いでいたが、今回の飛行はすべて順調で、イーロン・マスク氏も「計画どおり!」と太鼓判。今年中に予定されている地球低軌道への試験飛行に向け、大きな前進を果たした。 スターシップの試作機SN15の打ち上げ (C) SpaceX スターシップとこれまでの試験 スターシップ(Starship)はスペースXが開発中の宇宙船で、直径9m、全長50mの巨体を特徴とする。 このスターシップをさらに巨大なロケット「スーパー・ヘヴィ(Super Heavy)」で打ち上げることで、最大100人の乗組員、もしくは100tの物資を積んで、地球低軌道や月、火星などへ飛行することができる能力をもつ。 さらに、スターシップもスーパー・ヘヴィも完全再使用が可能で、1回あ

    スペースXの巨大宇宙船「スターシップSN15」の飛行試験は計画通り成功!
  • マイケル・コリンズ元宇宙飛行士が死去、「史上最も孤独な男」の生涯と逸話

    米国航空宇宙局(NASA)の元宇宙飛行士、マイケル・コリンズ氏が、2021年4月28日(現地時間)に亡くなった。90歳だった。 コリンズ氏は「ジェミニ10」や「アポロ11」に搭乗し宇宙を飛行。アポロ11では、月を回る司令船にとどまり支援に従事し、アームストロング氏とオルドリン氏のように月に降り立つことはできなかった。そのため「歴史上最も孤独な男」とも呼ばれた。 はたして彼の生涯とはどのようなものだったのか、そして月に降り立てなかったことをどう思っていたのだろうか。 アポロ11ミッションで飛び立つ前のマイケル・コリンズ氏 (C) NASA マイケル・コリンズ氏の生涯 マイケル・コリンズ氏は、1930年10月31日にイタリアのローマで生まれた。父親が陸軍の軍人で、当時ローマ駐在の武官だったためである。 ワシントンD.C.のセント・オールバンズ・スクールを卒業したあと、1952年にウェストポイン

    マイケル・コリンズ元宇宙飛行士が死去、「史上最も孤独な男」の生涯と逸話