毎週愛聴している「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」。 昨日の放送終了後(「時をかける少女」特集は秀逸だった!)、ポッドキャスト限定で『ハート・ロッカー』をめぐる宇多丸さんと町山智浩さんとの討論が配信された。 http://www.tbsradio.jp/utamaru/podcast/index.html それを聴いて(というかそれをきっかけにして)、僕なりに思うところがあったのでメモしておく。 twitterでも書いたことだが、このポッドキャスト対談は、普段、僕が映画批評というものについて考えている諸々に深くかかわる内容だった。 『ハート・ロッカー』に対する評価はひとまず措く。 僕が気になったのは、宇多丸さんが言っていた「町山さんと僕の映画を評論する上での立脚点、価値観の違い」ということに関してである。 以下、宇多丸さんの発言。 「僕は作り手の意図が、作品における絶対の正