星の数ほどあるアニメスタッフのメインクレジットを一人で少しずつ埋めていくサイト。wikiの形式をとった個人HPです。 (メインクレジット=OPに記載されるメインスタッフや脚本~作監など各話主要スタッフをここでは指します。 原動画・背景・仕上げ・撮影…などの細かなセクションは個人で全員分を編集しきれませんので記載されないことをご了承ください。) 掲載する基準はハッキリとクレジットに書いてある事、ノンクレジットは判明しているもの以外は載せません。 作品ごとに更新していきます。個人さまを集中して充実させるわけではないのでご理解ください。 現在総計6319作品。
本日(7/20)朝、NHKのアニメーション「川の光」の再々放送時に、 監督の平川哲生さんがTwitterでコメンタリーを流すという、とても面白い試みをされてました。 ちょうど放送が終わった時に起きて悔しい思いをしたみねちがまとめてみます。 http://www.nhk.or.jp/savethefuture/kawanohikari/ クマネズミの親子が安住の地を求めて旅をするというお話の、真面目で丁寧なつくりのアニメです。 ものすごく贅沢なスタッフ・キャストで、原作も読んでみたくなるような素敵な物語。 てのひらのなかで大事にしたくなるような作品です。 (後注:私は本放送の時に見ています) (なお、今回のログまとめではhttp://tool.hrkt0115311.org/twitter_log_helper/index.phpを使わせていただきました。ありがとうございました。 発言の抜け
Adobe FlashやAdobe Animateのタイムライン派のためのアニメーションテクニック トップ | ドローイング | アニメーション | 指導書 | 絵コンテ | 参考書 | 副読書 | 裏話 | FLASH | オススメ | ダウンロード | 日本のFlash史 ひとくちにアニメーターと言っても、原画マンと動画マンに分かれる。マンをつけるのは、映画業界で撮影マンとか編集マンと言うように、専門職を指すことからきてるんで、「男」の意味じゃない。どちらかと言うと「職人」のニュアンスかな。 世間では原画=オリジナルの直筆画、動画=アニメーションって意味なんだけど、業界ではちょっと違う。簡単に言うと、原画は動きの元になるラフ画、動画は原画に中割りを加えて清書された線画のこと。原画マンは絵コンテに従って原画を作画し、タイミングを決める。動画マンは原画を清書して、タイミングに従って中割りを
以下は、2008年の9月18日におこなわれた高畑勲の特別講演、『アニメーションにおける空間表現について』を見てきた時に書いた感想文です。初出はSNSへの投稿ですが、ナカナカ勉強になったので、ここでオープンにしておきます。 宮崎駿に多大な影響を及ぼしたと言われる高畑勲ですが、演出方法や考え方について彼の口から直接語られる機会はそう多くないのでとても貴重です。備忘としてメモしたものを全部そのまま載せますが、ちょー長いので興味ない方は早めにスルーしてください。あと、自分の勝手な解釈もありますので下にあるのが即ち講演内容とは思わないでください。 今回講演依頼を承諾した背景 スタジオジブリ以前の作品(および演出方法)について言及・解説する機会がなかったから一度まとめておきたかった。 レイアウトとはコンティニュイティ(絵コンテ)を補足・決定するもの アニメーションを撮ろうとした場合、決定しなくてはなら
スタッフが仕事・趣味問わず書く日記です (記事の内容はスタッフ個人の見解であり、会社の公式見解ではありません) のど風邪がぬけません、作画の尾形です。今日はアニメ業界の現場のひとコマをご紹介します。 ご覧の写真は今月13日の金曜日、作画部O栗さんの机に置かれた動画検査待ちのカット袋の山です。いかにも不吉ですね(笑)。 さて皆さん、動画検査(動検・動画チェック・動画作監などとも言う)の役職に就いている人間は、これをどの位の期間でチェックすると思いますか? 答えはなんと1日。これでもマシな方で、同じ位の量を「深夜0時から翌朝10時までに」上げてくれ、とか、もっと非道いとチェック自体がスケジュールの都合でできない、という事態も作品によっては珍しくありません。そうしないと放送に間に合わないからです。 ちなみに写真のカット袋の高さは約35cm。動画枚数にして約1200~1300枚とのこと。隣のペッ
アニメの殿堂って必要?--とも批判される国の「メディア芸術総合センター」(仮称)。海外で高い評価を受けるアニメやゲームの発信力を高める狙いだが、アニメ産業の空洞化が進み、日本アニメの土台はぐらつく。話題のセンターは、危機を救えるのか。【佐々木宏之】 「昨年から受注作品数も制作費も減った。30分のテレビ1話を約1800万円で請け負っていたが、今は1300万円程度」。そう漏らすのはアニメ制作会社「ゴンゾ」(東京都練馬区)の鷹木純一プロデューサー(35)。中小零細が多くを占める業界の苦境を肌で感じている。 絵の細密化で手描きの手間が増えたのに、人件費はそのまま。鷹木さんは「体力のない会社は去年からどんどんつぶれています」と証言する。制作担当の佐野真司さん(30)は言う。「センターを作るお金があれば、アニメ業界の再編に使い国家産業として育ててほしい」 05~06年をピークに日本アニメの市場規模は
11月14日(土)に[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督術の2回目を受講しました。 今回は、細田守監督。アニメーション研究家の原口正宏さんが聴き手で進行。 会場は満員でした(40人位か)。(追記:後から聞いたのですが、人数多かったので別の部屋でモニタ視聴の人もいたとの事でした。その人数はわからず) 渡邊隆史さん(アニメプロデューサー)も来ていました。 「サマーウオーズ」の絵コンテをプロジェクターで映しながらの解説等もありました。※記事中に「サマーウオーズ」のネタバレあります。 以下、自分がとったメモと記憶をもとに箇条書きで。話の内容の全てをフォローしていない&できていません。 前回同様、自分で要点をまとめた事で監督の本意とは少し外れてしまった点もあるかもしれません。悪しからず。 ●はじめに聴き手の原口正宏さんが編集してきた過去の細田守演出作品を鑑賞&解説 内容は、T
どうやったら『人狼』みたいな作品はつくることができるのでしょうか。作画や背景美術のことを無視して、イメージの連鎖でそれを追ってみたいと思います。 前に、映画とは豊かな意味を持つイメージがぶつかり合うもので、そういうイメージの連鎖には無限の意味作用があると書きました。しかし、細かい意味まで拾いすぎると、とりとめがなくなりますから、ここでは大まかに、ざっくりと書きます。イメージをことばで書く限界を差し引いて読んでください。 あと、この『人狼』の地図づくりはあくまでわたしのもので、誰かに更新されて塗りかえられることを願ってつくられるものです。これを読んで「ぜんぜんちがうよ!」って思った方は、あなたの地図づくりをわたしに教えてくださいね。 *** 『人狼』は赤ずきんの童話をモチーフにしています。赤ずきんは娘がおばあさんに「贈りもの」をするお話です。『人狼』には「贈りもの」をする場面がたくさんありま
知り合いのアニメーターさんに話を聞いてきました。 メモから思い出しつつ書いています。 なお、記事に関しての責任は編集した私にあります。 (2009/12/06)追記 見出しの文字を変え、 不正確な記述の部分を削除しました。 細かな表現を改めました。 ――アニメ業界全体に関して 業界自体にまず問題はあったと思う。 今、アニメ業界自体がこれまでのツケを払い続けている。 エヴァンゲリオンに始まるアニメバブルがあったが、 テレビ局は、アニメが儲けられないことに気付いている。 どうして多くのアニメが深夜にやるか。 過激な表現がダメだからということじゃない、単に視聴率がとれないからだ。 広告代理店の制作費中抜きもあるが、 それより、業界自体のネガティブな姿勢が作品に跳ね返ってきている。 作品にまとわりつくネガティブな姿勢が視聴者に伝わってしまうほど、 業界自体が疲弊してしまっている。 特に1995年の
記事一覧 2009年11月6日 中国における<花木蘭>(ムーラン)の再映画化に思う ・・・今年12月に公開されることになっている「花木蘭」(mulan)は、それまでに映画化された過去の中国映画「花木蘭」と趣を異にし、すっかり米国アニメの影響を受けているらしい、というのが、専らの評判で... 2009年9月25日 「一路走好!」~『クレヨンしんちゃん』の作者逝去に関する中国の熱い報道 9月21日、『クレヨンしんちゃん』の作者である臼井儀人さんの逝去が確認された。中国のメディアでは失踪の時点から始まって、刻一刻と新情報が伝えられ、ネットや新聞だけでなく、CCTV(中央電視台)までが、... 2009年4月9日 オタクは身を助ける? ~日本動漫で救われた中国在住の日本人生徒 ――きみ、セガサターン、知ってる? ・・・それをまるで、目の前にいる日本人である柏原くんが「諸悪の根源の張本人」であるかの
東映動画では創立初期から労働者側と管理者側との労働争議が絶えませんでしたが、私が個人的に動画を習いに通わせてもらっていた1972年に入って、闘争は激化の様相を呈してきました。 映画界全体の観客動員が落ち込み、1971年11月には邦画大手のひとつ、大映が倒産する等の深刻な映画不況を背景に、親会社東映傘下の中でも利益率の少ない動画部門を縮小削減したいという会社側の意向が、東映動画を創設した大川博社長の死去(1971年8月)以降、はっきりと表面化してきたのでした。ノルマの強制、残業の増加と労働条件は厳しさを増していました。 私が東映動画に通わせてもらっていたのはちょうどそんな時期で、スタジオ内部も荒廃していた印象があります。 どこもガランとしていて、何のための部屋だったのか、2階の、暗幕で仕切られた大きな無人の部屋の、暗幕と窓との間の薄暗い通路の隅に、『わんぱく王子の大蛇退治』のオロチの巨大な頭
日本映画海外進出の先駆け 『白蛇伝』 東宝の草創期から映画製作の指揮をとっていた森岩雄(1899-1979)は、自伝『私の藝界遍歴』(青蛙房) に次のように記している。 「そのころ(1950年代後半)日本内地に於いて洋画の人気も上昇し、ドルのない日本からアメリカへ毎年2,000 万ドル~3,000万ドルの金が流れていった。日本は輸出をしなければ食べて行けない国だから、映画界も大いに奮発をしなければならない。政府も輸出奨励におおわらわとなり、大がかりな制度を設け、映画もその一単位にされた」239頁。 映画輸出に熱心になった通商産業省は2冊の『映画産業白書』を残している。昭和33年版には、「輸出適格映画」として「漫画映画」をあげ、昭和37年版には、「輸出を意識した作品」の例として、「言語風俗等にまったく関係なく、特殊な技術をいかした空想科学ものまたは動画」があるとしている。 アニメ制作会社東映
■〜500 始めからDVDの売り上げを考えてないようなアニメが大半 真雑魚とほぼ真雑魚 例:NHKアニメ、児童向けアニメ、有料チャンネル(WOWOW等)、日テレ深夜、ゴンゾ、IGオリ系列など ■501〜800 大半の雑魚アニメ、この辺りだと関心はほとんど集まらず天然記念物として見向きされる日陰グループ 例:銀色のオリンシス、ヒャッコ、獣神演武、屍姫、アキカン!など ■801〜1200 雑魚と非雑魚のライン、週によっては運良く数字が出てくるが常時トトロに潰される不安に怯えている 例:夜桜四重奏、ブラスレイター、シムーン、風のスティグマ、隠の王など ■1201〜1800 稚魚レベル、雑魚ではないが下手に数字が出るだけに哀れみや同情を受ける事が多く悲惨 例:天保異聞 妖奇士、ギャラクシーエンジェる〜ん、キミキス、我が家のお稲荷さま、狂乱家族日記など ■1801〜2300 ラノベアニメに多く、角川
Twitterでこんなつぶやきがあって “もっと撮影って職業内容が広がって欲しいです・・・!アニメつくってますーっていうと、大抵アニメーターさん?って言われるのがちょっぴり切ないです” で、ふと検索してて驚いたんですけど、そもそも「アニメ 撮影」でGoogle検索かけてもそれらしい情報がほぼ出てこない。他のエンジンでもそう。人材不足と言いながら、目だった情報がここまでネット上に少ないのは妙な話にも思えます。特に就職を控え、大事な選択を迫られている学生にとっては困った状況なんじゃないかなと。 誰にだって予測の付かない世界に飛び込むのはリスクだ。もちろん生の体験の情報量も半端ない。ただ、飛び込み上京をしてしまった僕が言うのも変な話だけれど、”ネットで調べ倒す”というのアリだし、有益な選択肢であって欲しい。膨大な情報を集めて、ガセネタをフィルタし、状況を租借した上で身の振りを選択できる人たちをア
「巣ごもり」「ガラパゴス」等と揶揄される「コールド」なニッポンの現状を最新の事例やケース=症例を豊富に取り上げながら理論的な切り口で分析、《コールド・ジャパン》脱却と新たな成長のための〈処方箋〉の提言をめざした本連載。開始早々から多数の反響やコメントを得るシリーズとなった。 前回・前々回において官僚たちの「保護」と「コールド・ジャパン」の因果関係を紐解くことをめざしたところ、「保護されていない」分野では多数の世界進出例が見当たることが読者たちより指摘された。 はたしてそれは、本当だろうか? 筆者たちの研究によれば、「クール=カッコいい」ジャパンと自己満足的に呼んでいるわりには実際の現場に携わっている人たちは冷え切っており、「もうこれ以上、売上も利益も延びない」と諦めかけている声をこれまで多数集めてきた。 「日本はがんばってきたんだ。」「保護を批判して何になる?」そんな意識もある一方で、疲弊
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