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ブックマーク / www.cyzo.com (15)

  • 内外タイムス倒産の内幕「オーナーの逮捕が決定打だった……」

    11月30日、内外タイムス社が自己破産申請を行い、創刊60年の歴史に幕が下ろされた。「内外タイムス」は9月に「リアルスポーツ」と紙名を変更し、新たなスタートを切ったばかりだった。 一時は同社の経営に携わり、同紙名物コラムニストとしても長く活躍してきたヘアヌード・プロデューサーの高須基仁氏が、同社文化芸能部長・国島泰太郎氏と対談。破産の真相に迫った。 高須 私が常務取締役兼社長室長兼出版局長をやっていたのは、02年。元オーナー・恩田貢氏のご子息である恩田葉一郎氏と仲が良かったという縁で入った。私の仕事は、当時「ナイタイ(ナイトタイムス)」から独立し、経営に乗り込んできた風俗情報会社「シーズ」を追い出し、恩田一族に経営権を取り戻すこと。そのとき国島くんは文化社会部デスクだったな。当時は社員が60人くらい、ボーイ(新聞社において庶務を担当する者)までいて新聞社の体をなしてた。レコード大賞の審査員

    内外タイムス倒産の内幕「オーナーの逮捕が決定打だった……」
  • 絶賛と拒否反応が渦巻くハイブリッドアニメ『空中ブランコ』の果てなき挑戦(前編)

    アニメファンのみならず、一般視聴者からも注目を浴びるフジテレビ系列”ノイタミナ”枠のアニメ作品。数多くの話題作を生み出してきた同枠だが、この10月にスタートした『空中ブランコ』は、実写を取り入れるなどアニメの既成概念を打ち砕く演出で、多くの視聴者に大きな衝撃を与えた。アニメのトレンドたる「萌え」とは一線を画した、独特の作品を生み出し続けるアニメ界の異端児・中村健治監督は、何を思い、作を映像化したのだろうか……? ──まずはアニメ版『空中ブランコ』がスタートした経緯からお聞きしたいのですが。 中村健治監督(以下、中村) 実は、最初は原作も知らないようなところから、企画書を作るってお仕事だったんです。まさか、自分が監督するとは思っていなくて、「こうしたら面白いんじゃない?」みたいな企画書を提出したところ、次の会議で自分が監督をやることになっていたんです(笑)。それで他の仕事を全部止めてこれを

    絶賛と拒否反応が渦巻くハイブリッドアニメ『空中ブランコ』の果てなき挑戦(前編)
  • 「ヤクザのみかじめと同じ」人気ドラマー・ファンキー末吉がJASRACに激怒!

    ロックバンド・爆風スランプで活躍し、LOUDNESSの二井原実、筋肉少女帯の橘高文彦らとのバンド・X.Y.Z.→Aのほか、中国でも演奏活動を行うドラマーのファンキー末吉。彼が経営する音楽バー「Live Bar X.Y.Z.→A」に社団法人日音楽著作権協会(JASRAC)から「著作者の財産を守るため、著作権料を払いなさい」と著作権料の支払いを求める手紙が届き、ファンキーはJASRACの不可解な料金徴収法に激怒。「これではヤクザのみかじめと同じである。ちゃんと著作権者に分配しろよ!!」と憤り、弁護士にも相談し、JASRACと数カ月にも渡る交渉を行っている。 ファンキーは自身のブログで次のようにその真相を明かした。 「JASRACから郵送された書類を開けてみると、楽曲リストのひな形なんて陰も形も見えず、ただ『何平米の店舗で月に何時間演奏しているお店は月々いくら払いなさい』という表とその申告書が

    「ヤクザのみかじめと同じ」人気ドラマー・ファンキー末吉がJASRACに激怒!
  • 「ヤンキー論」に必ずつきまとうナンシーの影を追っ払え!(前編)

    『クローズZEROⅡ』(上)と『ROOKIES』(下)。 並べて気づくのは、ヤンキーは集合写真的な 構図が好きなんですね。「仲間との繋がり」を 意識できるからでしょうか? 映画やドラマの中で、今ヤンキーがもてはやされ、それとともにヤンキー文化を扱った書籍も目につくようになった。ゼロ年代も終わりを迎える日でなぜヤンキーがブームに?? そんな疑問に、社会の”再ヤンキー化”をいち早く嗅ぎつけた速水健朗が真っ向から挑んだ(いや、ちょっと斜めか……)。 『ヤンキー文化論序説』、『ヤンキー進化論』とヤンキー研究が今年の3月、4月に立て続けに刊行された。前者は、建築評論の五十嵐太郎を中心に、宮台真司、斎藤環、磯部涼、阿部真大といった新旧論者(実は筆者も片隅で参加している)がヤンキー文化について論じたもの。後者は『族の系譜学』の著者でもある社会学者・難波功士が「ヤンキー的なもの」がどこから生まれ、どう

    「ヤンキー論」に必ずつきまとうナンシーの影を追っ払え!(前編)
  • いよいよ最終回!『東京マグニチュード8.0』が描いたリアル(前編)

    「ノイタミナという枠がなかったら、『M8』は作れなかったかもしれない」そう、社長も橘監督も声を揃える。 ★この記事には重要なネタばれが含まれています。第10話未視聴の方はご注意ください。 高名な原作ナシの完全オリジナル作品。中1の姉・未来と小3の弟・悠貴、そして女手ひとつで5歳の娘を育てるバイク便ライダー・真理の3人が、大地震に遭遇した東京・お台場から世田谷区に戻るまでの数日間を描いた「地味」なアニメーションには、大暴れする巨大ロボットや、いかにも「萌え」といったテンプレート式のキャラクターは出てこない。だが、初回放送は午前1時00分からの放送にもかかわらず、視聴率はフジテレビ・ノイタミナ枠第1話視聴率史上1位の5.8%を記録した。 回を追うごとに、見る者の胃がキリキリと締め上げられるような展開。悠貴君の生死をめぐっては、日のみならず海外のネット掲示板までもが紛糾した。ディザスター・フィ

    いよいよ最終回!『東京マグニチュード8.0』が描いたリアル(前編)
  • 裏金疑惑も!? 大御所・北島三郎が愛弟子ふたりを『紅白』にゴリ押ししている?

    芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす! 親しい大手プロ幹部から、”演歌の大御所”サブちゃんこと北島三郎が、今年のNHK紅白歌合戦に「俺を出さないでもいいから、北山たけしと大江裕を出してくれ」と、紅白関係者にプッシュしているとの情報を入手した。 その幹部は「売れているならともかく、北山は北島の娘婿。ダルマみたいな大江とかいう新人歌手は、北島が可愛がる新人。2人とも北島音楽事務所所属だ。サブちゃんの利害だけで2人を紅白に出場させたら、1年間、紅白のために頑張ってきた演歌歌手が報われないよ」と苦言を呈した。 演歌歌手にとって、紅白に出場することが1年の目標だ。歌手を抱えるプロダクションにとっても、紅白出演は次の年の営業の成否を握る死活問題。出ると出ないでは、興業のギャラの額も違ってくるし、営業のオファー件数にも影響する。

    裏金疑惑も!? 大御所・北島三郎が愛弟子ふたりを『紅白』にゴリ押ししている?
  • 軍事、薬事、葬儀、家電……ほか 話題のギョーカイ意外な事件(前編)

    北朝鮮のミサイル発射で揺れた「軍事」、薬事法の改正が話題となった「薬事」、映画『おくりびと』が大ヒットを記録した「葬儀」など、最近話題になったギョーカイの業界誌編集長が、”ギョーカイならでは”のニッチなゴシップを語ってくれました! 『軍事研究』ジャパン・ミリタリー・ レビュー/毎月10日発行/1050円/ 発行部数/2万5000部/1966年創刊 以来、戦史から最新兵器まで、戦争・ 軍事のあらゆる分野を網羅する専門 誌。いかなる思想からも中立という 立場をとる。 【軍事】『軍事研究』大久保義信 副編集長 “飛翔体”の迎撃システムは発射できない訓練だった!? 4月5日、日の安全を脅かす出来事が起こりました。北朝鮮による”飛翔体”の発射実験です。弾道ミサイルなのかそれとも人工衛星かと騒がれる中、日政府は最新鋭のミサイル迎撃システム「PAC3」を各地に緊急配備しました。これにより大きな注目が

    軍事、薬事、葬儀、家電……ほか 話題のギョーカイ意外な事件(前編)
  • 最強批評家タッグが贈る、ゼロ年代総括誌が夏コミに登場! - 日刊サイゾー

    『Final Critical Ride』表紙は 『仮面ライダーディケイド』でヒロ インをつとめた森カンナちゃん。 批評界の夏がアツい。 08年に創刊されたハードな思想雑誌『思想地図』(NHK出版)誌の異例の売れ行き、それに講談社BOX主催の次世代批評家養成プロジェクト「ゼロアカ道場」など、この1~2年でニッポンの批評・思想のシーンは大きく活気づいている。この活況の中心人物と言えるのが、上記ムーブメントを主導し、若手のトップとして君臨する批評家・東浩紀氏と、その立場を処女作『ゼロ年代の想像力』(早川書房)やカルチャーミニコミ誌『PLANETS』などの刊行で真っ向から批判した新進評論家・宇野常寛氏だ。 90年代以降に発展した「萌え」や「セカイ系」などのオタク系作品を通じて日型のポストモダン社会を理論化した東氏と、テレビドラマ等の幅広いコンテンツ分析を通じて「決断主義」や「バトルロワイヤル系

    最強批評家タッグが贈る、ゼロ年代総括誌が夏コミに登場! - 日刊サイゾー
  • “のりピー”異例の追跡報道は「押尾学=政界ルート」のスケープゴート!?

    警察・検察当局およびマスコミの内情に精通するジャーナリストが、テレビでは絶対に報道しない、気になるニュースの裏側をレポートします。 警視庁に逮捕された女優・酒井法子容疑者の覚せい剤取締法容疑事件は、マスコミをけむに巻くすさまじい逃避行で大騒ぎとなったが、この事件が、もうひとつのタレント・押尾学容疑者による麻薬事件をもみ消すための”スケープゴート”に利用された疑いの強いことが12日、わかった。 「官邸や警視庁がのりピーの事件をことさらあおったために、NHKをはじめ新聞・テレビは衆院選挙そっちのけで逃走劇をニュースで延々と流した。『政界ルート』が出てくるような都合の悪い事件を煙幕で隠そうとする当局の常とう手段だね」(社会部デスク) まず、酒井容疑者の事件見ていくと、当局から想像以上の”破格の扱い”を受けていたことが手に取るように分かる。 酒井容疑者は3日未明、夫の自称プロサーファー・高相祐一容

    “のりピー”異例の追跡報道は「押尾学=政界ルート」のスケープゴート!?
  • 吉本興業を悩ませる”お家騒動”の歪みと中田カウス事件の裏に見える”警察の怠慢”

    加害者側として疑われたり、被害者として会見したりと、 大忙しの中田カウス。襲撃事件は一連のお家騒動と 関係がある、と自ら臭わせている。 (写真/吉興業HPより) いまや連結売上高500億円を誇る「吉興業」。折からのお笑いブームで、その勢いはさらに増しているのだろうと思いきや、未曾有の不況には敵わず、09年3月期は減収減益となった。だが、そんな経営状況とは別に、吉にとって頭の痛い問題がある。中田カウスへの襲撃・脅迫事件を中心とした、吉経営陣と創業家一族による経営権争い、いわゆる”お家騒動”が収束していないのだ。 ご存知の通り、最近もこの騒動に大きな動きがあった。 「プレミアサイゾー」で続きを読む

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  • 元電通社員の名もちらつく”中田財団”慈善ビジネスの怪

    チャリティなのかビジネスなのか、いまいちハッキリしない 「TAKE ACTION FOUNDATION」HP。 先月22日、元サッカー日本代表の中田英寿が、自身が代表理事を務め、環境問題や貧困問題の解決を目的とする財団法人「TAKE ACTION FOUNDATION」の設立を発表した。この財団の活動目的は、引退した元日本代表選手らで結成されたチームを各地に派遣し、試合やイベントを実施して、地域の活性化を図るとともに、各試合の入場料収入を元にアジア・アフリカなどの貧困国の子どもたちへサッカーボールを贈るといった支援をするもの。傍目には、立派な活動内容と映るかもしれないが、同財団設立を受けて、サッカー界では”嫌中田ムード”が、より一層強まったという。 「所属事務所のサニーサイドアップ(以下、SSU)と中田が、またうさんくさいサッカービジネスを始めた、と見る向きが多い。というのも、この財団運営

    元電通社員の名もちらつく”中田財団”慈善ビジネスの怪
  • 「有名雑誌が次々と…」’08休刊雑誌プレイバック

    「月刊プレイボーイ、33年の歴史に終止符」「月刊KING、創刊から2年目で休刊へ」……08年も、出版界はそんな寂しいニュースばかりの一年だった。雑誌市場は96年をピークに縮小を続けており、07年時点ではピーク時の7割程度まで落ち込んでいる。インターネットの台頭、携帯の普及、消費全体の低迷、不況による企業広告の撤退……複数の要因が重なり合った結果として、いくつもの雑誌が悲しい末路を辿ることとなったのだ。 新たな年を迎えて早々に昨年の暗い話題を振り返るのも気が引けるが、ここはひとつ、先に散った同志を悼み、明るい未来を目指す糧としたい。 ●『月刊プレイボーイ』(集英社) 75年の創刊以来、かつては開高健や、最近では佐野真一などの連載を抱え、「オトナの男」の雑誌の草分け的存在だった老舗月刊誌だが、部数下落や広告の減少を理由に、33年の歴史に幕を下ろした。『Z』(エムスリー・パブリッシング)や『zi

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  • ホンダの広告費はなぜ多い? 900億円の広告宣伝費のナゾ(前編)

    業界全体を襲った業績不振。ホンダもご 多分に漏れず。しかも、尋常ならざる広 告費が……。(写真はホンダ福井社長) 著書『マーケティング・リテラシー』が評判の気鋭のマーケティングプランナーが考察する「企業と広告」の今。非正規従業員の大リストラを進めるホンダの広告戦略を分析してみると、ナゾの500億円が浮かび上がった……。 ホンダの広告費が、なぜか非常に大きい。2007年度のホンダの宣伝広告費は913億円で、トヨタと松下電器【※現パナソニック】に次いで国内第3位である(電通広告年鑑’08-’09)。業績に裏打ちされているのなら問題ないが、ホンダの乗用車の販売台数は軽自動車を含めても、トヨタの3分の1にすぎない。しかし、ホンダの広告費は、トヨタの1083億円に対して84%にも達する。 同様に軽自動車の販売を取り扱い、年間の販売台数がほぼ同じの日産と比較してみると、乗用車の販売台数が約60万台のホ

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  • 構成員も警察官も愛読!? 山口組とヤクザ社会がわかる本(後編)

    前編はこちら。 一方、山口組をめぐるノンフィクションの中には、純粋なファンのためのムックや実話誌には決して書かれることのない”批判”を記したもある。 「よく知られているのは、ノンフィクション作家の溝口敦氏と木村勝美氏ですね。溝口氏の場合は厳しい記述が関係者から批判されながらも、作品がコミックになったものもあるし、人気があるようです。溝口氏に限らず、ここ数年はアウトローのノンフィクションを原作にしたコミックが売れています」とA氏は語る。 溝口氏の著書を原作としたコミックス『血と抗争! 菱の男たち』や四代目竹中正久組長を描いた『荒らぶる獅子』はコンビニでも買える手軽さが受けているようだ(ちなみに「菱」とは山口組を指す。代紋である「山菱」からきている)。そんな溝口氏は、徳間書店に勤務後フリーになり、ヤクザ社会のみならず、肉業界、パチンコ業界、新興宗教などについて多数の著書を著し、いずれも批判

    構成員も警察官も愛読!? 山口組とヤクザ社会がわかる本(後編)
  • アニメマスコミを泣かせる”サンライズ様”の銭ゲバ体質(前編)

    三大アニメ誌の9月号では、『機動戦士ガンダム00』『コードギアス 反逆のルルーシュR2』と、 こぞってサンライズアニメが表紙に。「アニメディア」に至っては、「すごいぞ! サンライズ」という、 16ページにも及ぶサンライズ巻頭特集を組んでいる。 アニメ不況の中、版権ビジネスでガッチリ儲けているアニメ制作スタジオがある。『ガンダム』でお馴染み、バンダイ傘下のサンライズだ。しかし、そのガメツイやり方に対して、立場の弱いアニメマスコミからは不満が噴出している。 スタジオジブリの『崖の上のポニョ』が興行収入が公開31日目で100億円を突破──こんなニュースを耳にすると、アニメ業界全体の景気が好調かのように思えるかもしれないが、実際はその逆。DVD販売の伸び悩みや劇場版アニメの不発などにより、多くのアニメ制作スタジオが不況にあえいでいるのが現状だ。そんな中で、利益率が高いとされる版権ビジネスに頼るアニ

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