【ヨハネスブルク共同】南アフリカの与党アフリカ民族会議(ANC)の新議長に就任したラマポーザ副大統領は21日未明、党大会で演説し、国民の8割を占める黒人の貧困解決策として、少数派白人が所有する土地を収用し、補償金も支払わない方針を表明した。 収用する土地の規模など詳細は不明だが、黒人に再分配するとみられ、白人の反発は必至だ。ラマポーザ氏は「経済や農業に悪影響を与えないようにする」と強調した。 隣国ジンバブエでは2000年以降、当時大統領だったムガベ氏が白人から土地を強制収用して黒人に無計画に分配した結果、農地が荒廃し経済も崩壊した。
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