中国・天津にある施設で保育器に入れられる、クローン技術で生まれた子犬。ボヤライフ・グループ提供(2014年9月24日撮影、15年12月1日提供)。(c)AFP/BOYALIFE GROUP 【12月3日 AFP】世界最大のクローン工場の建設を進めている中国人科学者が、AFPの取材に応じ、ヒトのクローンをつくれるほど高度な技術を持っているものの、世間の反応を恐れて実行に移していないだけだと語った。 この巨大工場は、中国北部の湾岸都市・天津(Tianjin)で同国のバイオテクノロジー企業ボヤライフ・グループ(Boyalife Group、博雅幹細胞集団)が提携企業と共に建設を進めているもので、向こう7か月以内に操業を開始し、2020年までに年間100万頭の牛を生産することを目指している。 しかし牛のクローンは、ボヤライフの許曉椿(Xu Xiaochun)会長(44)が持つ野心のほんの始まりにす