東京五輪フェンシング男子エペ団体で、同競技では日本初となる金メダルを獲得した見延和靖(34)が10日、所属するアミューズメント企業ネクサスの本社で報奨金1億円を贈られた。群馬県高崎市で行われた報告会に出席し、日本協会元会長でもある星野敏代表(60)からサプライズで目録を手渡された。08年北京五輪の男子フルーレ個人で初の銀メダルに輝いた後の太田雄貴のように、人生が変わった1人がまた増えた。 ◇ ◇ ◇ このご時世…どころかスポーツ史でも異例の1億円に、見延は「緊張とは違う体の震えを感じている」と仰天した。金メダルの夢をかなえた後の、夢のような話。サプライズ贈呈の星野代表に感謝し、心臓をバクバクさせながら続けた。「正直、稼げる競技ではないけれど、活躍して頂点を突き詰めれば、こんな夢があるんだって後輩に伝えたい」。フェンシング界の未来も明るくなった気がした。 同社によると、五輪前の壮行会
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