大阪府と大阪市が今月、大阪・アベノからミナミ、御堂筋を通ってキタ、新大阪までをつなぐ次世代型路面電車(LRT)の新路線づくりに着手する。先行整備する天王寺―難波間約3キロについて、近く、ルート調査を開始。官民の費用負担などの枠組みをまとめたうえで、2014年度に運行事業者を公募で決める。日本一の高層ビルになる「あべのハルカス」前を起点に天王寺動物園内や新世界を通る観光電車を目指し、15年度着工、18年度開通が目標だ。 新路線は、2050年を目標にした府・市の将来構想「グランドデザイン・大阪」の一環で、まず、先行区間を整備。動物園内に路面電車を走らせ、車窓からゾウやシロクマなどの動物を観覧できるほか、観光客が増加している通天閣や堺筋の日本橋・電器街を結び、南海難波駅に接続する。 LRTは床が低く、低振動、低騒音で、高齢者が利用しやすく、環境にやさしいとされる。1キロ当たりの建設費は15億~2
神戸で「女子サッカーの聖地」を目指す動きが活発になっている。ロンドン五輪で銀メダルに輝いた「なでしこジャパン」の主力7人の所属チームが本拠地を置いており、今秋には専用施設が完成。今月はU―20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)が神戸市でも開催された。46年前に日本初の女子チームが誕生した〈発祥の地〉で、女子サッカー熱がさらに高まっている。 26日、U―20W杯の公式戦があった同市須磨区の神戸ユニバー記念競技場。隣の天然芝グラウンドでは、日本サッカー協会などが女子小中学生を対象にサッカー教室を開き、約50人がドリブルやシュートの練習を繰り返した。 神戸が拠点のTASAKIペルーレ(解散)に所属していた元日本代表、大谷未央さん(33)らが指導。同市立西灘小6年の八十(やそ)優希さん(12)は「将来はなでしこジャパンに入り、オリンピックで金メダルを目指したい」と汗をぬぐった。 同市スポーツ
自転車の利用者が増える中、警察当局が、交通ルールを守らない「暴走自転車」を積極摘発している。警察庁によると、道交法違反での交通切符(赤切符)の交付件数は昨年までの5年間で約9倍に増加。男性2人が死亡した大阪市浪速区のタンクローリー事故では、自転車で道路を渡り事故を誘引したとして、同市西成区の無職越智茂容疑者(60)が重過失致死容疑で逮捕された。自転車が関わる交通事故の割合は増えており、警察当局はさらに摘発を強化する。 現場 事故現場となった浪速区日本橋東の国道25号。深夜を除き、ひっきりなしに車が通行する幹線道路だ。 現場の東西約50メートルの交差点には、横断歩道がある。しかし、信号待ちの時間が長く、現場北側に住宅街へ抜ける市道があるため、交通量が多いにもかかわらず、国道を自転車で横断する人は多い。近くのたばこ店の男性店主(80)は「車が多いのに平気で渡っていく。いつかこういう事故が起きる
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