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ブックマーク / ameblo.jp/tonton3 (3)

  • 『朝吹真理子の「きことわ」を読んだ!』

    朝吹真理子の「きことわ」(新潮社、2011年1月25日発行)を読みました。著者紹介によると、朝吹真理子は1984年、東京生まれ。慶應義塾大学前期博士課程在籍(近世歌舞伎)。2009年、「流跡」でデビュー。2010年、同作で堀江敏幸選考によるドゥマゴ文学賞を最年少受賞。2011年「きことわ」で第144回芥川賞受賞。とあります。受賞時の朝日新聞の記事には「朝吹さんは、フランス文学一家の3代目。父も祖父も仏文学者で、サガンの翻訳で知られる朝吹登水子さんは大叔母」と書かれていました。 ふと思い出したのは、2009年にパナソニック電工汐留ミュージアムで開催された「ウィリアム・メレル・ヴォーリス展」に出されていた「旧朝吹邸(東芝山口記念会館)」(1926年)と、「旧朝吹山荘(睡鳩荘)」(1931年)です。図録には、「旧朝吹邸」は、「三井傘下の企業で活躍した実業家朝吹常吉の邸宅。スパニッシュ・スタイルの

    『朝吹真理子の「きことわ」を読んだ!』
  • 『小島剛一著「トルコのもう一つの顔」を読んだ!』

    小島剛一著「トルコのもう一つの顔」(中公新書:1991年2月25日初版、2012年3月5日11版)を読みました。 小島剛一の略歴は、以下の通り。 1946年(昭和21年)、秋田県に生まれる。 1978年、ストラスブール大学人文学部で博士号取得。 現在はフランスで自由業。専攻、言語学と民俗学。 論文「アルザスのメノナイト派宗団」 「アナトリアにおけるトルコ語諸方言の音韻論研究」 「トルコ共和国の諸言語」 「ザザ語とザザ人」 著書「漂流するトルコ 続『トルコのもう一つの顔』」(旅行人、2010年) のカバー裏には、以下のようにあります。 言語学者である著者はトルコ共和国を1970年に訪れて以来、その地の人々と諸言語の魅力にとりつかれ、10数年にわたり1年の半分をトルコでの野外調査に費やす日々が続いた。調査中に見舞われた災難に、進んで救いの手をさしのべ、言語や歌を教えてくれた村人たち。辺境にあ

    『小島剛一著「トルコのもう一つの顔」を読んだ!』
  • 『小島剛一の「漂流するトルコ 続『トルコのもう一つの顔』」を読んだ!』

    小島剛一の「漂流するトルコ 続『トルコのもう一つの顔』」 を読みました。以前読んだ「トルコのもう一つの顔」の続編です。一度目の国外退去で終わっていますが、今回の話は再びトルコへの入国を果たし、波瀾万丈のトルコ調査旅行が始まります。そして、二度目の国外退去までの話になります。トルコの官憲は、まったくうんざりするほど暖簾に腕押し、というか、これはまるでカフカの「城」です。 トルコ、といえば、イスタンブール、いまイスタンブールはオリンピック招致合戦の最中にあります。イスタンブールは、ヨーロッパとアジアの接するところ、そしてイスラム圏から名乗り出た、初めての国でもあります。東京都の猪瀬知事の失言問題が、マスコミを賑わしています。トルコは昔から親日の国、事を荒立てたりはしていません。猪瀬知事は発言を撤回し、東京の「立地」についてのみアピールする構えに転換したようです。 小島剛一の略歴は、以下の通り。

    『小島剛一の「漂流するトルコ 続『トルコのもう一つの顔』」を読んだ!』
    taskapremium
    taskapremium 2013/09/13
    1.建国以来トルコでは「トルコ共和国にトルコ語以外の言語は存在しない」という建前になっていたこと。2.それが事実無根であることを言明したために逮捕投獄されたままの人が数知れないこと。>五輪開催って無理
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