チャベスJrの減量苦は深刻だった――。今週土曜日28日(日本時間29日)1年ぶりのリングに立つ前WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス(メキシコ)だが、ブライアン・ベラ(米=WBOミドル級1位)との10回戦は25日開催された記者会見の席でも体重設定が定まらないまま。結局、ボブ・アラム・プロモーターらが協議した結果、ライトヘビー級リミットに近い173ポンド(78.47キロ)を上限に挙行される運びとなった。 ベラ(右)と体重を落とせないチャベスJr 当初ミドル級リミット160ポンド(72.57キロ)を上限に今月7日予定された試合は、チャベスが負傷(カット)を理由に延期を要望。その後3週間後に行われることで落ち着いたが、体重設定が163、165と上昇。最後はスーパーミドル級リミット168ポンド(76.2キロ)に落ち着いた。しかし、それでもチャベスの体重は落ちず、予断を許さない事態となっ
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