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ブックマーク / cuscus.hatenadiary.org (3)

  • 自壊する帝国(つづき) 2007-09-30 - 工場統計力学(建設中!)

    「自壊する帝国」を読み終わりました。 以下は「自壊する帝国」の中でおもしろかった箇所のひとつです。 1991年5月、当時参議院議員だったアントニオ猪木氏がモスクワを訪れた時、著者の佐藤氏と猪木氏がいっしょになってロシア人たちをウオトカで酔いつぶした、という痛快なエピソード。 「・・・・ところで、佐藤さん、これからあのペテン師たちが来るんだけれど、少しとっちめてやりたい。ウオトカであいつらを叩き潰してやろうと思うのだが、協力してくれないか」 猪木氏が「ペテン師」と呼んだのは、「科学産業協会」という怪しげな財団を主宰するビクトル・ボイチェフスキー教授のことだ。(中略) 今回、このルートで猪木氏は(CUSCUS補足:モスクワへ)訪問したが、まともな会見を取り付けることができなかった。 (中略) 「・・・・今回はいろいろよい勉強になりました。ショットグラスのような小さいグラスでウオトカを飲んでも思

    自壊する帝国(つづき) 2007-09-30 - 工場統計力学(建設中!)
    taskapremium
    taskapremium 2012/05/21
    引用された部分を今読んでも面白い。アントニオ猪木の議員時代の話。あえてウォトカで叩き潰すという相手の土俵でやるのも凄い。
  • 聖書を語る――中村うさぎ 佐藤優 2012-01-24 - 工場統計力学(建設中!)

    宗教は震災後の日を救えるか 聖書を語る 作者: 佐藤優,中村うさぎ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/07/15メディア: 単行購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (15件) を見る 私は「古い夢の話」のコメントで中山さんに対して「村上春樹の『1Q84』は読んでいないので、そこに二つの月が登場するとは知りませんでした。」と書いていたのですが、今、このを読み直してみたら『1Q84』の二つの月のことが出ていました。「古い夢の話」を書く以前に私はこの(「聖書を語る」)を読んでいたのにそのことが頭に残っていなかったのでした。 中村 『1Q84』では月が二つ見える人と見えない人がいるよね。あれ、どう思います? 佐藤 僕はあれがこの作品の一つの鍵になるメタファーだと思うんです。その発想は、すごく仏教的なんですよ。月が二つ見えるのは天吾であり、青豆であり、おそらくは

    聖書を語る――中村うさぎ 佐藤優 2012-01-24 - 工場統計力学(建設中!)
    taskapremium
    taskapremium 2012/05/21
    中村「この世の終わり、終末というものは、これまでに何度もアニメとかでシミュレーションされてるわけですよ。もう「エヴァンゲリオン」にしろ何にしろ、ストーリーの前提として、一度は日本が崩壊するお話なわけ。
  • 言語学者 小島剛一氏にお会いした。 - 工場統計力学(建設中!)

    「トルコのもう一つの顔」 トルコのもう一つの顔 (中公新書) 作者: 小島剛一出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1991/02/01メディア: 新書購入: 14人 クリック: 159回この商品を含むブログ (49件) を見るの著者、小島剛一氏(普段はストラスブールにお住まい。今は日全国を旅行中。)が伊勢に観光で訪れ、そのついでに小生に会って下さる、という不思議な出来事があった。非常にありがたいことだ。自分が言語学にシロウトであるのでかえっていろいろなことをお聞きすることが出来た。当に存在する語族はどれなのか? 「アルタイ語族というのは存在しません。せいぜい好意的に見て、未証明の仮説。うわさのたぐいです。」 私の記憶によれば、小島氏はそう答えた。「まして日語がアルタイ語族に属するなど、根拠がありません。」 結局、日語の系統は分からない、というのが現段階の結論だそうだ。(自分が言

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