いよいよ2023年シーズンのJリーグが始まる。今週土曜のFUJIFILM SUPER CUPにつづいて、17日にはJ1、18日にはJ2、そして3月4日にはJ3が開幕。それらに先立つ2月14日、DAZNが3000円から3700円に値上げ。DAZNは昨年にも、1925円から3000円への価格改定を行っており、2年連続で値上げとなる。この件については、こちらのコラムに書いた。 いちサッカー消費者として考えるならば、2年で2倍近くの値上がりは確かに痛い。しかし、ここで考えたいのが「なぜDAZNは、2年連続での値上げを踏み切ったか」である。おそらく、当初見込んでいた視聴者数が確保できず、その分を価格改定でカバーしようとしていた──。そう考えるのが自然だろう。 であるならばDAZNは、どれくらいの視聴者数を想定していたのだろうか? 値上げで視聴者数が減れば、さらに値上げして埋め合わせをするのだろうか?