三宮の交差点を行き交う神戸市電。当時最先端の技術やデザインが用いられ「東洋一」とうたわれた=1968年1月 神戸市が2014年度から、次世代型路面電車「LRT(ライト・レール・トランジット)」導入の可否について、全市域を対象に調査・検討に乗り出す方針であることが分かった。人口減少、超高齢化社会に対応した交通機関として可能性を探る。神戸では1971年まで市街地を走る市電が市民の足だったが、車社会の波に押され姿を消した。再び路面電車が優雅に走る光景がよみがえるか‐。(黒田勝俊、田中陽一) LRTについて、13年11月に就任した久元喜造市長(59)は市長選の公約で導入検討を掲げていた。阪神・淡路大震災で悪化した市財政は、矢田立郎前市長の行革により全国の政令市の平均程度まで回復。これを受け、久元市長は都心部の再整備とともに、新たな交通ネットワークの形成に意欲を見せている。 久元市長は神戸新聞社の取
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