サッカーを笑え #25 ドイツのボーフムから渡った初参戦の地スペインで、リーグ開幕から全6試合に出場。日に日に評価を高める29歳の日本代表FWが、この1カ月間で披露してきたレギュラー確保の決め手、そして期待したい「次の一手」とは? 私の浅野拓磨評は少しずつ変化していった。 まずレアル・マドリー戦「上々のデビュー」、オサスナ戦「レギュラー争い中」、セビージャ戦「レギュラー確保」、レガネス戦とビジャレアル戦とソシエダ戦「安定のパフォーマンス」というふうに。今は先発争いに完全勝利した彼の次の一歩を待っているところだ。 6試合出場でうち先発4試合、途中出場2試合(ともに週中の試合でローテーション)、プレー時間321分、ゴールとアシストはいずれもない。試合ごとのポジションとプレー時間は次の通り。 ■第1節:レアル・マドリー戦(△1-1) [4-3-3]の1列目 ダニ・ロドリゲス ムリキ 浅野拓磨