Mamula ここには19世紀に建てられた要塞があり、第二次世界大戦時には、ベニート・ムッソリーニ率いるイタリア軍が駐留し、要塞は強制収容所として使用された。 ここに2300人の人々が収容され、そのうち130人が殺されたり、餓死したと言われている。こうした痛ましい過去をもつ島に対して今提案されていることは、まったく対照的だ。 モンテネグロ政府は、マムラ島をプール、ヨットマリーナ、スパ、レストラン、ダンスフロアが完備されたリゾートにするというプロジェクトにゴーサインを出した。そして、スイス・エジプト系企業オラスコム社と、1平方メートル1.64ドル(198円)という名ばかりの価格で、49年間の賃貸借契約を締結した。 政府観光開発局長のオリベラ・ブラヨビッチは取材に対して、「選択肢はふたつ。この要塞を放置して廃墟と化すのにまかせるか、投資家を見つけて修復してもらい、来訪者を受け入れるようにするか
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