2015年04月30日06:00 カテゴリ時事問題 慰安婦はノーベル平和賞に該当せず 世界で最も名誉あり、評価の高い賞はなんといってもノーベル賞だろう。だから、毎年ノーベル賞受賞者発表のシーズンを迎えると、世界のメディアは受賞候補者を紹介する記事を掲載し、人々の関心を否応なしに刺激する。 ただし、数多いノーベル賞の中でも毎年、議論を呼ぶのは平和賞だ。物理学賞や化学賞とは違い、はっきりとした実績がなく、ここ数年、将来への期待が含まれる受賞者が多く選出されたこともあって、平和賞は政治的な思惑が濃い、といった批判の声をよく耳にするようになった。 韓国メディアによると、同国の韓国女性弁護士会と女性平和外交フォーラムが28日、旧日本軍の慰安婦だった女性をノーベル平和賞候補に推薦する意向を表明したという。このニュースに接した時、「ノーベル平和賞は廃止すべきだ」という意見はひょっとしたら正しいのではない