100年ぶりの“講談ブーム”の立役者であり、コンプライアンス度外視の毒舌っぷりでテレビ界にも旋風を巻き起こしている、神田松之丞あらため六代目神田伯山。妻・古舘理沙さんは公私にわたるパートナーで、大手芸能事務所に所属していない伯山のマネジメントも行っている。元会社員でありながら、落語や講談のプロデュースを手掛ける興行師の道を選んだ理由とは。彼女にこれまでの道のりや伯山との出会い、マネジメントの裏側を聞いた。 「突如、“落語沼”にはまってしまった」大手出版社を退社して30歳で独立 ――古舘さんは、元々落語や講談に興味があったんですか? 古舘理沙いえ、全く観たことも聴いたこともなかったんですよ。出版社に就職して2年くらい編集の仕事をやっていたんですが、その時にたまたま宣伝会社の人に誘われて。初めて聴きに行ったのが、上野にある鈴本演芸場です。当時はみんな、客席でご飯を食べてビールを飲みながら楽しん
<稀代の講談師・神田松之丞が六代目神田伯山を襲名。親交が深く、早くから注目してきた漫才師・タレントの太田光が、その「すごさ」を独占インタビューで語った> 神田松之丞から、六代目神田伯山へ――。2020年2月11日、人気・実力を兼ね備え、講談界を飛び出してテレビやラジオでも活躍してきた神田松之丞が真打に昇進した。 そんな稀代の講談師に早くから注目してきた1人が、漫才師・タレントの太田光(爆笑問題)だ。15日には、新宿末廣亭の六代目神田伯山真打昇進襲名披露興行に参加。口上も述べた。18日には、太田のラジオ番組『JUNK爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)に伯山が生出演し、爆笑問題の2人とトークを繰り広げている。 このたび刊行された『Pen BOOKS 1冊まるごと、松之丞改め六代目神田伯山』(ペンブックス編集部・編、CCCメディアハウス)は、これまでの神田松之丞と、これからの六代目神田伯山のす
来年2020年2月11日の真打昇進にともない、六代神田伯山(はくざん)を襲名する運びとなりましたことをご報告申し上げます 下記本人のごあいさつと、読売新聞の長井好弘さんの寄稿を是非ご覧ください ---------------------- 皆様へ まだ前座の頃、黒門町本牧亭に伝説的な名人のめくりがいくつも置いてありました。 昔の隆盛を誇るかのように、そのめくりを見るだけでドキドキして、ずっと見ていられるような名前が。 その中でも「伯山」を見たときの嬉しさといったら。まだ誰も来ていない定席の準備の時に、ずっとそれを見ていた事を思い出します。 あれから12年経ち、師匠につけて頂いた松之丞という名前は、とても愛着があるものですが。 やはりどうしても「伯山」を復活させたいという思いに至りました。 名跡は過去のものではなく、今、現在の講談界とともにあるべきだと。 もっとも世間の人からすれば、「伯山」
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