日本ではサービス残業やブラック企業が話題にならない日がありません。ブラック労働とはほど遠いマターリ生活を送っているワタクシにも先日朝日新聞さんからブラック特区に関する取材がありました。 ワタクシはパリのカフェで茶をしばいておりましたが、隣にいた家人が「レストランガイドの取材じゃないのか?はあ?また働き系の取材?日本は本当に仕事とか働くとか、仕事に関係することが大好きだな...」と驚愕しておりました。 日本では働くことばかり考えている人が少なくない様ですが、世界では労働時間が減っています。OECDの報告書を見ますと、ほとんどのOECD諸国では1990年以後労働時間が減っています。日本でさえ労働時間が減っているのです。 労働時間が最も長いのはギリシャで、年に2,000時間近く働いています。面白いのは、欧州に関しては経済状況がよろしくないギリシャやイタリア、スペイン、ポルトガルは労働時間が長いと