50年以上にわたる内戦を終わらせるための取り組みが評価され、フアン・マヌエル・サントス大統領が2016年ノーベル平和賞を受賞したことで注目を集めたコロンビア。 平和への道を歩み始める一方で、国内には内戦の影響が色濃く残っている。 課題の一つが、紛争や暴力によって家を追われた国内避難民の生活再建だ。 今年2月から3月にかけて、「カンボジア地雷対策センター(CMAC)」とJICAでコロンビアの地雷原を視察した。内戦中に埋設された地雷は、国内避難民の帰還と生活再建を阻む要因の一つだ 昨年11月30日は、コロンビアにとって歴史的な日となった。コロンビア政府と左翼ゲリラの「コロンビア革命軍(FARC)」との間で和平合意が成立し、約50年に及んだ内戦に終止符が打たれたのだ。 JICA国際協力専門員の小向絵理さんは、これから本格化する国の復興に向けた課題の一つに、国内避難民の生活再建をあげる。「コロンビ
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