「リーン開発の現場」「リーン開発の本質」「リーンソフトウエア開発」を読み直すと、リーン開発で最も重要なメトリクスはWIP(仕掛り制限)ではなく、サイクルタイムであるような気がした。 ラフなメモ書き。 【1】「リーン開発の現場」を読み直すと、XPやScrumには出てこなかったメトリクスとして、サイクルタイムが出てくる。 「リーン開発の現場」では、サイクルタイムとは、1機能の開発にかかった日数(週数)。 かんばん上の計測方法としては、「次の10機能」ステージから「受入テスト準備OK」ステージへ到着するまでの時間である。 サイクルタイムは何故重要なのか? サイクルタイムは、顧客の要求が受付された後、本番リリースまでにどれくらいの時間がかかるか、を意味する。 サイクルタイムが短いほど、顧客の要求が製品に反映されるリードタイムが短くなるから、よりスピーディに注文を受け付けることが可能になる。 一時期