人は生きていれば、さまざまな「苦難」に直面します。 そして、この世には、苦難に直面したときに、それを乗り越えられる方と、苦難を目の前にして戸惑い、逡巡してしまう方がいらっしゃいます。 近年、学術研究の現場では、このことに焦点があたっています。 苦難に直面したときに、どういう人であるならば、そこから這い上がることができるのか? 逆境に苦しみつつも、快復をとげられる人がいるのは、なぜなのか? 学術研究の世界では、「苦境や困難からの回復」を可能にするような個人的資質・個人的能力のことを「レジリエンス」といったりします。 ▼ せんだって、フェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグさん、ペンシルバニア大学の組織心理学者であるアダム・グラントさんがお書きになった「Option B(オプションB)」を読みました。 「OptionB」は、FacebookのCOO・シェリル・サンドバーグさんが、愛する夫を