年末の各種ベストテンで評価の高かった、西炯子『娚(おとこ)の一生』1・2巻(2009年小学館、各400円+税、amazon)を読んでみました。 すでに連載は終了していて、最終3巻が3月ごろに発売されるそうです。 なるほど、こういう話だったか。はからずもひとつ屋根の下で同居するようになった見知らぬ男女。こ、これは。ラブコメの王道じゃないですか。 この設定、かつてマンガやテレビでくりかえし見たような記憶が。柳沢きみお『翔んだカップル』とか、大原麗子が出てたテレビの「雑居時代」とかもそうか。 オトコ側にもオンナ側にも恋のライバルが登場するし、ふたりの距離はくっついたり離れたり、あざなえる縄のごとし。いつものアレだ。 どこが新しいかといいますと、同居してる場所が都会じゃなくて田舎の一軒家であること。そして、主人公が三十代後半女性と、五十代前半男性のカップルであるところ。 大企業のデキる社員にして不
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