ブックマーク / mandanatsusin.cocolog-nifty.com (4)

  • 水木しげるの少女マンガ - 漫棚通信ブログ版

    NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」見てますか? わたし皆勤賞です。けっこう楽しんで見てますよ。 先週は富田書房(=兎月書房)がついに倒産。えらいこっちゃの最中に長女誕生。というお話でした。あくまでもフィクションなので時空がゆがみまくってる「ゲゲゲ」ですが、これはほぼ史実どおりですね。1962年末のことです。 1964年に「ガロ」創刊、1965年には「少年マガジン」デビューですから、極貧生活もあと少しだ。がんばれ、ゲゲゲ。 さて、テレビでは水木しげるが「水木洋子」名義で少女マンガを描き、奥さんがそれを知って衝撃を受ける、というエピソードがありましたが、水木しげるが少女マンガを描いてたのはホントです。ただしテレビとは年代がずれてます。 山口信二『水木しげる貸漫画のすべて』(2007年YMブックス/やのまん、2000円+税、amazon、bk1)というたいへんすばらしいがありまして。amazon

    水木しげるの少女マンガ - 漫棚通信ブログ版
    tataki
    tataki 2010/06/06
    ほんとに少女マンガ描いて、ほんとに水木洋子ってペンネーム使ってたんだ…
  • 野田さんに夢中『野田ともうします。』 - 漫棚通信ブログ版

    昨年、わが家で人気ナンバーワンだったマンガの第2巻が発売。 ●柘植文『野田ともうします。』2巻(2010年講談社、667円+税、amazon) 主人公、野田さんは群馬出身。埼玉にある「東京平成大学」文学部ロシア文学科の一年生か、二年生。手影絵部というマイナーサークルに属しファミレスでバイトする彼女は、見た目も生活も地味な大学の地味なメガネ女子。しかしその存在は特異です。 彼女の興味の対象は、ロシア文学だったり手影絵だったり太宰治の文学だったりしますが、それだけでは終わらない。 興味があるものには一直線に突進する野田さんの腰は軽く、ピロシキをべるために西武ライオンズのファンクラブに入ったり、学祭のミスコンにエントリーしたり、相撲をとったり、たこ焼きがべたくて夜中にタコを買ったり、シャンパンタワーのためにいっぱいのシャンパングラスを買ってみたりするのです。 ただし、その結果として得られるも

    野田さんに夢中『野田ともうします。』 - 漫棚通信ブログ版
    tataki
    tataki 2010/05/21
    読みたい漫画用メモ
  • こんなやつぁいねえ『娚の一生』 - 漫棚通信ブログ版

    年末の各種ベストテンで評価の高かった、西炯子『娚(おとこ)の一生』1・2巻(2009年小学館、各400円+税、amazon)を読んでみました。 すでに連載は終了していて、最終3巻が3月ごろに発売されるそうです。 なるほど、こういう話だったか。はからずもひとつ屋根の下で同居するようになった見知らぬ男女。こ、これは。ラブコメの王道じゃないですか。 この設定、かつてマンガやテレビでくりかえし見たような記憶が。柳沢きみお『翔んだカップル』とか、大原麗子が出てたテレビの「雑居時代」とかもそうか。 オトコ側にもオンナ側にも恋のライバルが登場するし、ふたりの距離はくっついたり離れたり、あざなえる縄のごとし。いつものアレだ。 どこが新しいかといいますと、同居してる場所が都会じゃなくて田舎の一軒家であること。そして、主人公が三十代後半女性と、五十代前半男性のカップルであるところ。 大企業のデキる社員にして不

    こんなやつぁいねえ『娚の一生』 - 漫棚通信ブログ版
    tataki
    tataki 2010/01/08
    こんな女がいるか!が女読者から発せられるのはよく見るがこのエントリのオチは逆パターン。そしてまったく嫌味がない。そこがいうなれば批評と感想の違いでしょうか。
  • 『ディアスポリス』完結 - 漫棚通信ブログ版

    すぎむらしんいち/リチャード・ウー『ディアスポリス 異邦警察』が15巻(2009年講談社、571円+税、amazon)で完結しました。 大好きな作品だったので完結にあたりひとこと。 ラストに向けて14巻までの盛り上がりがすごかっただけに、この最終15巻でのお話のたたみかたはちょっとアレでした。ラスボスが終盤に登場したあのひとだったり、死んだはずのあのひとが最後に生き返ったり、肩すかしぎみ。でも全体としては大満足です。 主人公たちが属するのは、不法滞在外国人のコミュニティです。このマンガ世界の正義はマイノリティの彼ら、外国人側にあります。ところが大多数の読者はマジョリティである日人に属しています。つまりマンガ内の倫理に従うと、読者はむしろ悪の側に立ってしまうかもしれない。 これは危うい作品-読者関係です。その微妙なバランスの上に成立しているのがこの作品でしたが、最後まで「正義」の軸がまった

    『ディアスポリス』完結 - 漫棚通信ブログ版
    tataki
    tataki 2009/12/29
    『実に猥雑で下品な絵で、この作品のユーモアはこの絵があってこそ。こういう絵を描けるひとは他にいませんね。』超同感。終わってほしくなかったけど、反面、ほどほどの長さで終わって良かった気持ちもある。
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