2008年07月15日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Art 何があたらしいか? - 書評 - あたらしい戦略の教科書 著者より見本を頂いたとき、最も驚いたのが、タイトル。 あたらしい戦略の教科書 酒井穣 初出2008.07.05; 販売開始まで掲載 「なんというレッドオーシャン」というのが読前の率直な感想。なにしろ「戦略」である。「課長」と比べ、この「海」がどれほど紅いかはリンク先を見ていただければ一目瞭然である。さらに初版は、「ゼロ版」である見本とは違い、それを象徴するかのごとく真っ赤っか。大丈夫か、おい。 という懸念は杞憂だった。この著者、たしかに「あたらしい戦略家」であった。本書はまぎれもなく「あたらしい」「戦略」の「教科書」である。 本書「あたらしい戦略の教科書」は、「はじめての課長の教科書」の著者による「あたらしい」戦略本。先ほどから私はしつこいほど「あたらしい」を繰り返し