大阪教育大学と朝日ネットは、小学校から大学までの学習成果を全てクラウドに蓄積する取り組みを始める。まず第1弾として、同大附属小学校で児童の学習ノートをデジタル化して蓄積する。 児童の学習ノートには各児童を特定する2次元コードを貼り、スキャナーで読み込む際に二次元コードで誰のものかを識別し、スキャンデータを児童ごとに蓄積していく仕組み。朝日ネットの教育機関向けクラウド型ポートフォリオシステム「manaba folio」を活用する。 同大学は、ノートや実験記録、学習プリント、図画工作などの美術作品をデータ化して児童・生徒・学生のポートフォリオに蓄積し、クラウド上で長期保存することで、学習の振り返りができる環境を構築していく。