23世紀の国語がヤバイ! 「放課後ライトノベル」第49回は『僕の妹は漢字が読める』できらりん! おぱんちゅ おそらいろ ライター:宇佐見尚也 先日「劇場版 戦国BASARA ―The Last Party―」を観てきた。 かくいう筆者,原作を一作めから通してプレイしている,かねてからのBASARAファン。いい感じに発酵している麗しい方々(婉曲表現)が熱を上げているのを横目に見つつ,やりたい放題なキャラクターや世界観にたびたびコーヒーを噴き出したものだ。そのBASARAが映画になるとあっては,なんとしても観に行かねばなるまい,と万難を排して劇場に向かったのだが,いやはや,期待どおりの内容だった。 ストーリー的には原作の「戦国BASARA3」(PlayStation 3/Wii)をベースに,史実でいう関ヶ原の戦いが描かれるわけだが,蓋を開けてみれば本来主役であるはずの徳川家康・石田三成が霞んで