【ラスベガス=山川一基】ソニーは6日、家電大手が相次いで参入しているタブレット型の高機能情報端末を、米国などで年内に発売する方針を明らかにした。米アップルの「iPad(アイパッド)」に次ぐ世界2位を目指す。ソニーが力を入れている3D(3次元)画面を採用する可能性もある。 ハワード・ストリンガー会長兼社長ら幹部が6日、米ラスベガスで始まった家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」(CES)に合わせて朝日新聞などのインタビューに答えた。 鈴木国正業務執行役員は、タブレットの開発でグループの携帯電話メーカー、ソニー・エリクソンと開発を進めていることを明らかにし、「iPadは王様だが、我々は参入後1年以内に、2位の地位につきたい」と述べた。 ストリンガー氏は、「他社との違いを出したい」などと強調し、3D化の可能性も示唆した。基本ソフト(OS)には、グーグルのアンドロイド採用を検