印刷 関連トピックスギリシャロシア南部黒海沿岸のタマン半島にある古代ギリシャ都市の遺跡発掘現場で10日、自ら潜水して発見したつぼを手にするプーチン首相=ロイター 今度は、考古学者――。ロシアのプーチン首相は10日、ロシア南部黒海沿岸のクラスノダール地方タマン半島にある古代ギリシャ都市、ファナゴリアの遺跡発掘現場を訪れ、潜水具を装着して付近の海に潜った。両耳付きの古代のつぼを2個見つけ、引き揚げた。 インタファクス通信によると、プーチン氏は一部が壊れたつぼを水深約2メートルで発見した。透明度の高さが幸いしたという。発掘チームによると、つぼは紀元前6世紀のものとみられる。 プーチン氏は「こうした豊かさがあることを知るのは人類にとって面白い。世界中から観光客が来るだろう」と期待を表明。2012〜18年に約1千億ルーブル(約3千億円)を国内観光に投入し、現在の5倍に成長させる、とも述べた。