トヨタ自動車が8日発表した2011年9月中間連結決算(米国会計基準)は、本業のもうけを示す営業利益は325億円の赤字(前年同期は3231億円の黒字)となった。 東日本大震災による新車の販売台数減が営業利益を2200億円、急速な円高が1300億円それぞれ押し下げた。売上高は17・2%減の8兆159億円、税引き後利益は71・8%減の815億円だった。 10月に発生したタイ大洪水の影響が不透明だとして、12年3月期通期の業績予想は「未定」に変更した。
トヨタ自動車と米Salesforce.comは5月23日、戦略的提携を結び、EV/ハイブリッド車向けSNS「トヨタフレンド」を来年から展開すると発表した。Salesforce.comのクラウドプラットフォームを活用し、Facebook、Twitterと連動した形でプライベートSNSを構築。「車、ユーザー、トヨタをつなぐ新しい形のコミュニケーションを具現化する」という。 同日、トヨタの豊田章男社長とSalesforce.comのマーク・ベニオフCEOが都内で会見し、発表した。 クルマが“つぶやく”のが特徴で、「電池残量5%です。充電プラグは接続しましたか?」などとクルマがつぶやいてiPhoneなどでオーナーに知らせたり、クルマをリモート点検する仕組みなどを持つという。 来年初頭に日本国内向けにスタート、その後グローバル展開する計画だ。
「クルマはモバイルデバイスになりつつある」──トヨタ自動車の豊田章男社長と都内で会見した米Salesforce.comのマーク・ベニオフCEOは、両社の戦略的提携によるトヨタ車向けSNS「トヨタフレンド」について、「クルマがネットワークにつながり、透明でオープンになれば信頼が生まれ、本当の意味での『トヨタフレンド』になれるだろう」と話す。豊田社長も「ソーシャルネットワークの普及でコミュニケーションが劇的に変化している。クルマも変わることができれば、若者のクルマ離れやクルマの魅力低下に歯止めをかけられるのでは」と期待を込めた。 SNS「トヨタフレンド」は、トヨタが2012年から市販する電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)に対応。ドライバーとクルマ、販売店、メーカーを結ぶプライベートSNSとして機能する。 特徴の1つは「クルマのつぶやき」だ。EV/PHVのバッテリー残量が少な
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