ゲーム雑誌大手のエンターブレインがこのほど発表した11年10月のゲーム販売ランキングによると、任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」が約30万4000台を売り上げ、5カ月連続で家庭用ゲーム機の販売台数で首位を獲得したが、3DS用ソフトの売り上げは約12万2000本とハードの半数以下にとどまっていることがわかった。ハード購入者の4割しかソフトを購入していないことになり、関係者はソフトの売り上げがハードを下回る珍現象に驚いている。 【写真特集】1万円値下げ日に行列ができたニンテンドー3DS 3DSは8月11日の1万円値下げ以降、好調な売り上げをキープしているが、家庭用ゲームソフトの機種別売り上げ本数では、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の携帯ゲーム機「プレイステーションポータブル」(PSP)用ソフトが約129万8000本で首位、3DS用ソフトは3位でPSPの10分の1に