ISPやセキュリティ団体らで組織するフィッシング対策協議会は9月8日、PayPalをかたった日本語のフィッシングサイトが出現したとして、インターネット利用者に注意を呼び掛けた。このフィッシングサイトは同日午後2時現在で稼働しており、JPCERT コーディネーションセンターに閉鎖のための調査を依頼しているという。 協議会によると、PayPalをかたるフィッシングサイトは複数存在し、この中に正規の日本語版サイトに似せたものがあった。フィッシングサイトへは、同社をかたって「Notification」や「Important, please read !」といった件名が付けられた不審なメールのリンクから誘導されてしまう。 協議会ではフィッシングサイトに誘導するメールを受け取った場合に、メールに記載されたURLにアクセスせず、万が一アクセスしても個人情報などを絶対に入力しないよう呼び掛けている。
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