韓国のサムスン電子は14日、薄型テレビやスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)を手掛ける完成品部門と半導体などの部品部門を独立運営する組織再編を実施した。サムスンはスマホの知的財産訴訟で激しく米アップルと争うが、アップルは半導体の最大級の顧客でもある。ねじれた関係を解消するため、両部門の間で製品情報を遮断する体制とした。アップルに配慮した動きだ。再編では、完成品部門を総括する崔志成(チェ・ジ
第1回と第2回で説明したように、アップルは分かりやすく強力なデザイン特許やインターフェースに関する特許を活用して、世界中でサムスン製品の販売停止を求める仮処分を申請している。一方、このアップルの攻勢に対するサムスンの反撃の内容も分かってきた。 「誰もが思いつくもの」とサムスン ここまで本誌は、アップルが対サムスン用の仮処分申請で活用した特許は、主にiPhoneやiPadの外観に関するデザイン特許と、同社が持つインターフェース特許の中でも、特にシンプルで分かりやすいものだと解説してきた。これに対しサムスン側は(反論の一部がまだ公開されていない部分もあるが、公開された証拠を見る限り)アップルが持つそれら権利の「シンプルさ」の部分を狙って反撃に出ているようだ。 米国でアップルが起こした仮差し止め請求に反論するため、サムスンが証拠として提出したのが、以下の写真だ。例えば写真1は1981年に米国の新
米アップルが、スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」やタブレット端末「iPad(アイパッド)」に使われている同社の特許が侵害されたとして、日本サムスンとサムスンテレコムジャパンを相手取り、1億円の損害賠償を求め東京地裁に提訴したことが7日分かった。同日に第1回口頭弁論が開かれ、サムスン側は「請求の棄却を求める」と全面的に争う姿勢を示した。 アップルが訴訟に踏み切ったのは、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した端末が台頭、アップルのシェアを急速に奪っているためだ。その代表格がサムスンの「ギャラクシー」で、アップルには先行者としての有利な立場を守る狙いがあるとみられる。 【関連記事】 【特集】最強モバイルを探せ〜アップルがiPad2投入 【特集】詳報iPad アップル、次は電子書籍に挑戦 米国との「サイバー対決」にみなぎる中国の決意 「
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