Update AppleはVerizon Wireless(Verizon)向けとなる「iPhone 4」の発売を決めた。これにより、AT&Tが2007年以降独占販売してきた北米市場で、複数の通信事業者からiPhoneが発売されることになった。 この一方で、欧州やアジアでは2009年後半からiPhone販売の“マルチキャリア化”が進んでいる。つまり、世界的には1国で1事業者が独占販売するモデルから複数事業者が販売するモデルへと完全に変わってきているのだ。 では、ソフトバンクモバイル(SBM)が独占販売している日本も、この潮流に乗って変化していき、NTTドコモやKDDI(au)からもiPhoneが発売されていくのだろうか。モバイル業界の識者らに日本の見通しを示してもらうと同時に、これまでの日米の経緯などを振り返った。