大型連休中に開かれた肉料理のイベントで鶏肉のすしを食べた客が腹痛などの症状を訴えた問題で、保健所は16日、集団食中毒と断定し、主催者に再発防止を徹底するよう厳重に注意することにしています。 都によりますと、患者は現時点で8歳から41歳までの男女49人に上り、このうち3人が入院しましたがいずれも快方に向かっているということです。鶏肉は湯せんして表面は加熱されていましたが、中は生だったということです。 保健所は今月6日に食中毒の疑いがあるとして主催者に販売を自粛するよう指導しましたが、最終日まで販売が続けられたということで、今後、加熱が不十分な肉を提供しないなど再発防止を徹底するよう厳重に注意することにしています。