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ブックマーク / blog.blwisdom.com (3)

  • 佐村河内問題が引き起こした厄介なこと くねくね科学探検日記

    ソチ・オリンピック前に世間を騒がした、佐村河内氏のゴーストライティング問題。まあ、おれはそのゴーストだったとかどうとかは、ほとんど関心はないのね。 それよりも、なんだかイヤンな感じがするのは、この事例によって、障害というものに対する一般の認識が、今まで以上に現実から解離しちゃうだろうって事だ。 もともと、健康な人は、障害とは実際どういうことなのか、ほとんどイメージできていないと思う。 家族とかごくごく身近な人に障害を持つ人がいるとか、障害者と密接に関わる職業の人ならまあまあ解るとは思う。 だけど、そうでない人は、たとえ善良で障害者には優しくしたいと心がけている人であっても、実際を知る機会があまりない。 そうなると、その障害のイメージは、メディアから受け取る情報と、実際には根拠の乏しいうわさ話に基づくものしかないんだよね。 ところが、ドキュメンタリーやドラマで取り上げられる障害は

    tatsunop
    tatsunop 2014/03/04
    障害についても、0か1かという分かりやすい結果を求めがちなのは、距離が遠いからってとこにもありそうだよなぁ。そういう意味ではそれこそ教育で扱っておくべきなのかも。
  • 生肉食と放射線照射 くねくね科学探検日記

    去年の4月に起きたユッケ中毒事件を受けて、生肉の規制が強化された。 これによって、ユッケのような生肉は、ブロック肉の表面を加熱して中のほうだけ使うようなコスト度外視のやり方でしか作れないし、生レバーに関しては販売不可にになったといっていい。 レバーの場合、カンピロバクターは家畜が生きているときから肝臓などの臓器にいるので、どんなに新鮮な物を使っても中毒の危険性は排除できない。カンピロバクターは病原性大腸菌のように死ぬことはないみたいだけど、少ない確率ではあるけどギランバレー症候群になるので、これもなかなか恐ろしいんだよね。 でも、生肉べたい人は、やっぱり多いと思う。 そう考えるといちばんふさわしい殺菌処理は、やっぱり放射線照射だと思うんだけど、なぜか日ではほとんどそういう話題がでてこないね。 品の放射線照射は、非加熱で殺菌、殺虫ができて、色や香りも変わらないし、保

    tatsunop
    tatsunop 2012/03/31
    これこそ、美味しんぼかなんかで取り上げてくれれば知名度が上がりそうな気もする。/ 後は「海外だとみんなやってる」を広めるくらいか。
  • 日本が環境大国と胸を張れるわけ(その1) くねくね科学探検日記

    リスクとベネフィットと言う言葉は、わりとなんとなく使っている人も多いと思う。 まあ、リスクとベネフィットが並んでれば、だいたいの意味はわかるかんじだもんね。 で、この概念を日で創ったのは、産総研安全科学研究部門長だった中西準子さん。アメリカとかでもリスクとかベネフィットということはいうけど、その意味するところは、日のリスク・ベネフィットとちょっと違ってる。 この中西準子さんというのはすごいひとなんだよね。 日が今、世界でも最高水準の環境対策ができてる国って胸を張れるのは、中西さんのおかげだったといって良いと思う。この人がいなかったら、この人の研究がなかったら、今の日はなかった。それくらい、彼女の研究の力は大きい。 この人が何やったかというと、まず1970年日の公害問題が大きくクローズアップされた時代に、浮間浄水所ってのを69〜70年にかけて調査した。浮間浄水所ってのは、

    tatsunop
    tatsunop 2011/04/15
    とりあえず『環境リスク学』(日本評論社)は借りてきた。
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