子どもの頃からキッチンに立っていました。 好きで作っていたのではなく仕方なく。 料理は、積み重ねていく自己否定体験でした。 食に興味のないわたしが、仕方なく作っていた夕飯わたしは好き嫌いの激しい子で、食べるスピードも遅かった。 白いご飯が嫌いでなかなか食べ終わらないわたしに業を煮やした母は、ふりかけか納豆を与え、やっと食べ終えるような幼少期。 ほとんど行きませんでしたが、たまにの外食では主食はいらないからパフェが食べたかった。 中学生になった頃から、夕飯を作る時間帯が近づくとかなりの頻度で母の頭痛が始まるので、仕方なく作りました。 食に興味のないわたしは、料理が楽しくありませんでした。 それに加え、作ったものを美味しいと言われた記憶もない。 「この食材の切り方はこうしたら良かった」「作りながら食器を洗えば効率的」「食器をすすぐときには水を無駄に使うな」…そんな言葉ばかりがわたしの心に残って