26年前、わたしは神戸市兵庫区で震度7の揺れを経験しました。その記憶を日記とパソコン通信のログとで振り返っています。あの日から12日目です。 1月28日(土) 朝、母と一緒に出勤。 午前中、家屋調査、午後は公会堂で待機。区の職員は公会堂内に電話を引き込み、救援物資の在庫に合わせて、避難者へ配給する弁当やサンドイッチの手配に追われている。あちらこちらに物資を詰めた段ボール箱が積まれており、どこに何が入っているか、どれが新しくてどれが古いか、何度か確認する。 夜、本庁(※神戸市役所)からの呼び出しで、Y田さん帰る。 待機の時間を利用して、おそらく係長試験の勉強をしているらしい職員もいる。本来の仕事があり、ここでの仕事があり、将来のことがあり、大変だ。 深夜1時頃物資の搬入があり、その後は読みかけの本を2時頃まで読む。この日は文庫を二冊読み終える。読後もなかなか寝付けない。 当時、神戸市兵庫区へ